『コロンビアーナ』主演ゾーイ・サルダナ、オフィシャルインタビュー!

ゾーイ・サルダナ

『コロンビアーナ』 ゾーイ・サルダナオフィシャルインタビュー

カトレア役のキャスティングの段階で、オリヴィエ・メガトン監督はすぐにゾーイ・サルダナを思い浮かべ、彼女もまたこのキャラクターに魅了された。「カトレアは真の一匹狼。普通の生活は絶対にできないわ」と、サルダナは語る。カトレアに生命を吹き込むため、彼女はヒロインの心理を模索する一方で、肉体的なトレーニングに打ち込んだ。「主にウェイトトレーニングと戦闘訓練。戦闘術のほとんどはクラヴマガ(注)ね。それが格闘シーンのスパイスになっているの」。アクション振付のアラン・フィグルツの指導の下、サルダナは98パーセントのスタントを自らこなした。
(注)クラヴマガ――イスラエルで考案された近接格闘術。護身術として世界で広く受け入れられている。

※以下、ゾーイのオフィシャルインタビューです。

1. どのようにしてカトレア役に配役されたのですか?

『ニキータ』(90)や『レオン』(94)のような映画の大ファンだったの。それにリュック・ベッソンが製作し、素晴らしい監督が参加することがわかったわ。そして監督の『EXIT イグジット』(00)が送られてきた。それを見て、脚本も読んで、本当に好きになったの。私にとってリスクがあったとしても、やる価値のある作品だと感じたの。

ゾーイ・サルダナ

2. どのようなストーリーですか?

前提はとてもシンプルよ。そこが好きだったし、観客も簡単に共感できると思う。悪い人間の手によって、一日で何もかも失ってしまう子供の話なの。成長した彼女の望みは自分にされたことへの復讐だけなの。孤独に生きているし、レオンの女性版のように感じるわ。それに彼女は現実的な生活をするチャンスが一切なかったの。デートに行ったり、学校に通ったり、試験勉強したりといった普通のことを、カトレアは奪われてしまった。少女時代に起こった出来事のせいでね。彼女は社会的には隔たった人間だけど、集中力と決断力がある。それがこのキャラクターの真髄だし、私がこの作品に惹きつけられたところでもあるの。

3. カトレアを演じる準備はどのようにされたのですか?

たくさんのキャラクターを参考にしたの。『マイ・ボディガード』(04)でデンゼル・ワシントンが演じたジョン・クリーシーや、スコット兄弟の映画に出てくるキャラクターたち。『リベンジ』(90)から『トゥルー・ロマンス』(93)や『マイ・ボディガード』まで。私のアクションは『大いなる勇者』(72)でロバート・レッドフォードが演じたジェレミア・ジョンソンに触発されたの。目的のために集中力を絶やさず、完全な孤独に生きる人間を思い浮かべた。それにシガーニー・ウィーヴァーとベン・キングズレーが出演したロマン・ポランスキー監督の『死と処女(おとめ)』(95)も重要だったわ。

 

ゾーイ・サルダナ

4. 肉体訓練と武器の訓練について聞かせてください。

この役でいろいろなチャレンジをしたわ。端的にいえば、ウェイトトレーニング、戦闘訓練、ほとんどがクラブマガと呼ばれるアクションの手法を使ったのよ。クラブマガが格闘シーンのスパイスになっているの。それから銃の訓練をたくさんしたわ。銃鉄のロックや武器を装填といった動作のせいで、今でも指が痛いの。

5. 本作に登場する武器について聞かせてください。

ロサンゼルス警察のスワットチームにいる、上官のひとりと訓練したの。彼は素晴らしかったわ。6時間彼と地下牢であらゆる種類の武器を撃ったのは、スリルがあったわ。頻繁に銃を扱ったりすることなんてないから、まず攻撃的になる必要があったの。セットに入って空砲を撃つまでに、本物の銃弾を撃つとどんな気持ちになるかを知らなくてはならない。そうすればどう演技すべきかもわかる。

ところがパリに着いてアクション振付のアランとの訓練が始まると、彼は私が役のために事前に訓練したやり方を見ながら、こう言ったの。「その軍人みたいな、学校で習ったような技は全部捨てるんだ。君は殺し屋なんだ。海軍の軍人でも、ネイビーシールズでもない。警官から訓練されたわけでもない。ギャングの叔父から訓練されただけだ。どんなふうに銃を構えろとは言わない。でもこういった武器と君との間には確かな関係があるし、それは技術的な関係じゃない。武器は君の親友みたいなものなんだ」 その言葉にハッとしたわ。カトレアは自分に一番近い親友をどう扱うか、細かいところまで理解している。武器は、彼女に命を吹き込むために絶対不可欠なものだったの。マフィアたちはカトレアからすべてを奪った。その彼らと戦うために、ポケットナイフじゃ何もできない。小さな銃もダメ。彼女はロケット砲を携えてやってくるのよ。しかもポーカーフェイスでね。そのロケット砲の大きさを見た時、ものすごく興奮したわ! 最初のテイクの前に、どんな音がするのか知りたかったし、撃ってみたかったわ。間抜けて見えないように、正しい立ち方を知りたいと思った。いろいろな思いが頭をよぎったわ。でもそれはすべてカトレアのためだし、それが彼女なのよ。

6. 撮影中に何か難しかったことがありましたか?

きな挑戦だったと思う。肉体的なことだけじゃなく、精神的にもときどき達成不可能なんじゃないかと思えた。やり遂げられて満足しているわ。でもこんなジェットコースターのような経験はもうできないわ。精神的なジェットコースターはとても疲れるの! でもやるべき時はやらなくちゃね。またこんなチャンスがあるとは言い切れないし、私は挑戦するのが好きだから。この映画がどれほど難しかったかというと、同じシーンを3カ月かけて、別々の場所で撮影したの。私はまずパリのアパートの廊下にいる。次にニューオリンズのアパートのビルから歩いて出る。それからメキシコにあるアパートの部屋に入るのよ。だからまるでビデオゲームみたいな感じだったわ。極限まで疲れるけれど、すごく面白いゲームみたいにね。

■ゾーイ・サルダナ [カトレア]プロフィール■
Zoe Saldana [Cataleya]
1978年6月29日、アメリカ、ニュージャージー州生まれ。10代の頃からダンスに興味を抱き、バレエの勉強を開始。併せて演技を学ぶようになる。2000年に『センターステージ』で映画デビュー。さらに『ノット・ア・ガール』(02)でブリトニー・スピアーズふんするヒロインの親友を、『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』(03)で勝ち気な女海賊を演じ、注目を集めてゆく。そして09年、ジェームズ・キャメロン監督のメガヒット作『アバター』でヒロイン、ネイティリを熱演。スクリーン中に実の姿を現わさないモーションキャプチャー演技ではあったが、躍動的でたくましく、またセクシーな魅力を発揮して世界的にその名を知らしめた。11年には短編映画“Kaylien”で監督デビューを果たし、クリエイティブな活動にも意欲をみせている。その他の出演作は『ドラムライン』(02)、『ターミナル』(04)、『ヘイヴン 堕ちた楽園』(04)、『ゲス・フー 招かれざる恋人』(05)、『バンテージ・ポイント』(08)、『スター・トレック』(09)、『テイカーズ』(10)、『ルーザーズ』(10・V)等。ブラッドリー・クーパーと共演を果たした新作“THE WORDS”に続き、好評を呼んだウーフラ役に再び挑む、『スター・トレック』の続編の撮影に取り組んでいる。

 


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