
「錦のように美しい」と称され、江戸時代の庶民を熱狂させた多色摺木版画「錦絵にしきえ」。10種類以上の色板いろいたを使用したものも少なくありません。江戸時代後期(19世紀前半)を代表する浮世絵師、歌川国貞うたがわくにさだ(1786~1864、三代歌川豊国とよくに)は特に美人画と役者絵の名手として知られています。錦絵は絵師、彫師ほりし、摺師すりしの三者が協力して完成するものです。そして江戸時代後期は、それら三者の技術が最高峰に達した時代といわれています。
本展では、静嘉堂の所蔵する多数の錦絵の中から、特に当時の江戸の雰囲気を色濃くたたえた名作を選び展示致します。いきいきと活動する江戸の女性たちや、迫力ある歌舞伎役者の舞台姿などを、鮮やかで美しい色彩と共にお楽しみください。慌ただしい日常を離れ、しばし江戸の街にタイムスリップしてみませんか。
主な展示品
歌川国貞展 内覧会の模様
開催概要
会場:静嘉堂文庫美術館 公式HP
東京都世田谷区岡本2-23-1
お問合せ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
会期:2018年1月20日(土)~3月25日(日)
<前期>2018年1月20日(土)~2月25日(日)
<後期>2018年2月27日(火)~3月25日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(2月12日は開館)、2月13日(火)
入観料:一般/1,000円 大高生/700円 中学生以下無料
プレゼント
本展覧会の開催を記念して、無料招待券を5組10名様にプレゼント!
応募詳細はこちら 応募締め切り 2018年1月3日
