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国宝 聖林寺十一面観音 展示構成と見どころ
日本彫刻の最高傑作、東京で初公開
奈良県桜井市にある聖林寺の国宝 十面観音菩薩立像(じゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう)は天平彫刻の名品で、日本を代表する仏像の一つです。法隆寺の国宝 地じ蔵ぞう菩ぼ薩さつ立りゅう像ぞうなどとともに、江戸時代までは同市の大神神社に付属した大御輪寺(旧大神寺)にありました。大神神社は本殿を持たず、奈良・三輪山を拝む自然信仰をいまに伝えますが、奈良時代には仏教の影響を受けて神社に寺や仏像がつくられました。この展覧会では、大御輪寺にあった仏像や、大神神社の自然信仰を示す三輪山禁足地の出土品などを展示します。十一面観音菩薩立像が東京で展示されるのは初めてです。比類ない美しさを御覧ください。
主な展示品
国宝 聖林寺十一面観音 開催概要
特別展「国宝 聖林寺十一面観音 ―三輪山信仰のみほとけ」 公式HP
会期:2021年6月22日(火)~9月12日(日)
会場:東京国立博物館 本館特別5室(東京都台東区上野公園13-9)
開館時間:(入館は閉館の30分前まで)
09:30~17:00
休館日:月曜日
※ただし、8月9日(振休)開館
音声ガイド:天海祐希
会期:2022年2月5日(土)~3月27日(日)
※会期中に展示替えがあります。
会場:奈良国立博物館 東新館(奈良市登大路町50番地)
開館時間:(入館は閉館の30分前まで)
09:30~17:00
休館日:2月7日(月)、21日(月)28日(月)、3月22日(火)
音声ガイド:天海祐希