
展示構成と見どころ・主な展示品
フランス語で「ラ・ドゥース・フランス」という言い方は古く、11世紀後半に遡るフランス最古の叙事詩『ローランの歌』に何度も現れます。当時はフランス文化の最初の高潮期にあたり、美しい、穏やかな、実り豊かな祖国へ愛を込めて「甘美なるフランス」と詠われました。
その後19世紀後半に印象派の画家たちが出現し、日常の普通の生活や娯楽など、あるがままのフランスを画題としました。この彼らの目を通して描かれた世界こそが新たな「甘美なるフランス」でした。ピカソら外国出身の画家についても、作品から伝わってくるのは彼らの祖国の遠いおもかげと共にパリのエスプリであり、パリで展開していた芸術活動のまれにみる豊かさです。
本展では、印象派からエコール・ド・パリの時代にフランスで活躍した画家28名による絵画74点に加え、アール・ヌーヴォーとアール・デコの化粧道具12件をご紹介します。フランスを舞台に活躍した画家たちに時代や様式を超えて受け継がれる「甘美なるフランス」の美意識をぜひご堪能ください。
開催概要
「ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス」 公式HP
会期:2021年9月18日(土)~11月23日(火・祝)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(東京都台東区上野公園 8 36)
開館時間:(入館は閉館の30分前まで)
10:00~18:00 毎週金・土曜日は21:00まで
休館日:9/28(火)、10/26(火)
※金・土の夜間開館につきましては予定のため、変更になる可能性もございます。
※状況により、会期・開館時間等が変更となる可能性がございます。最新情報はBunkamura ザ・ミュージアムホームページにて随時ご案内いたしますので、ご来場の際には事前のご確認をお願いいたします。
音声ガイド:下野紘
下野紘さんスペシャルコメント

このような美術展の音声ガイドは初めてで、作品の背景などをしっかり説明しなければ、という思いが最初はありました。でも台本を読んでいくうちにもう少し柔らかく、身近なニュアンスの方がいいかなと思い、ナレーションの所々に、僕自身の感情も入れさせていただきました。僕と一緒に展覧会をまわるような、僕がそばでお話ししているような音声ガイドになっていると思います。出来れば、2回来ていただきたいです!まずはガイドなしで見て、その後ガイドありで見ていただくという楽しみ方もできると思います。ぜひとも作品とともに音声ガイドを楽しんでください!
【プロフィール】
下野紘(しもの・ひろ)
声優。東京都出身。趣味はゲーム、料理、サイクリング。主な出演作「鬼滅の刃」(我妻善逸)、「進撃の巨人」(コニー・スプリンガー)、「僕のヒーローアカデミア」(荼毘)など多数。TBS系「CDTVライブ!ライブ!」の“ライブハウスの声”として出演中。
チケット販売情報
入館料:()内は前売り
一般/1,700円(1,500円) 高校・大学生/1,000円(800円) 小・中学生/700円(500円)
※会期中のすべての土日祝および11月15日(月)~11月23日(火・祝)は【オンラインによる入場日時予約】が必要となります。
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