
©大和和紀/講談社
大きなリボンを頭に結び、矢絣の着物に袴、編み上げブーツで颯爽と自転車に乗る少女たち…卒業式の定番として愛される華やかでキュートな袴スタイルは、明治〜大正時代の女学生の装いです。女学生の袴姿は、和装から洋装へと移り変わる過渡期に現れた一瞬のきらめきでした。1975年に漫画家・大和和紀が描いた「はいからさんが通る」の大ブームによって袴姿の女学生は再び脚光を浴び、本作は第1回講談社漫画賞を受賞しました。
本展では「はいからさんが通る」の原画とともに大正〜昭和初期の女学生や職業婦人などの女性文化を当時の資料からご紹介します。さらに大和和紀の画業を「あさきゆめみし」「ヨコハマ物語」「イシュタルの娘〜小野於通伝〜」などの代表作や貴重な初期作品も含む、原画約200点からご覧いただきます。
「はいからさんが通る」展主な展示品
開催概要
会期:2017年9月29(金)〜12月24日(日)
作品保護のためカラー原画の展示替えあり
前期 9月29日(金)〜10月29日(日)
中期 10月31日(火)〜11月26日(日)
後期 11月28日(火)〜12月24日(日)
※展示コーナーは大きく変わらず、カラー原画のみが入れ替わります。
開館時間:10:00〜17:00
※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
会場:弥生美術館 東京都文京区弥生2-4-3 地図
入館料:一般900円/大・高生800円/中・小生400円
弥生美術館・ 竹久夢二美術館は同じ建物内で見学ができ、上記料金で二館併せてご覧いただけます。
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プレゼント
本展覧会の開催を記念して、入場ペアチケットを5組10名様にプレゼント!
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