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日本刀の華 備前刀
「備前刀の宝庫」静嘉堂所蔵の重要文化財4振・重要美術品11振を含む備前在銘作約30振が顔揃い
展示構成と見どころ
日本刀の主要製作地(山城・大和・備前・相模・美濃)のうち、備前(岡山県南東部)は、上質な原料や水運の利に恵まれ、平安時代より優れた刀工を輩出し、圧倒的な生産量を誇ったことから、今日「刀剣王国」と称されています。備前刀の特徴は、「腰反り」の力強い姿と、杢目を主体とした精緻な地鉄に、「丁子乱れ」と呼ばれる変化に富んだ刃文とされています。その豪壮にして華やかな作風は、鎌倉武士や戦国武将たちをはじめ、多くの人々を魅了してきました。本展では、「備前刀の宝庫」として知られる静嘉堂の蔵刀を中心に、重要文化財4振、重要美術品11振を含む在銘作約30振を精選し、「古備前」と呼ばれる初期の刀工群から、一文字・長船・畠田・吉井・鵜飼など各流派による作風の展開をたどっていきます。あわせて、江戸時代に幕府の御用をつとめた後藤家歴代とその門流(脇後藤)による刀装具を展示します。さらに国宝「曜変天目(「稲葉天目」)」を特別出品いたします。
日本刀の華 備前刀 主な展示品
開催概要
日本刀の華 備前刀 公式HP
会期:2019年4月13日(土)~6月2日(日)
会場:静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区岡本2-23-1)
開館時間:(入館は閉館の30分前まで)
10:00~16:30
休館日:月曜日、5月7日
※ただし、4月29日、5月6日は開館
音声ガイド:鳥海浩輔
チケット販売情報
入館料:
一般/1,000円 高校・大学生/700円 中学生以下無料
プレゼント
本展覧会の開催を記念して、無料招待券を5組10名様にプレゼント!
応募詳細はこちら 応募締め切り 2019年4月1日