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「篠田桃紅展」4/3よりそごう美術館にて開催

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展示構成と見どころ

篠田桃紅は、文字の形にとらわれない水墨抽象画という独自のスタイルを確立し、現在まで常に新しい表現に挑戦し続けてきました。自然や時代の変化の中に漂いうつろう「とどめ得ぬもの」に寄り添い、そこに見出した一筋の「墨いろ」の線は、無限の広がりを感じさせるリズムを奏でます。

本展では、桃紅が日本古典文学と書法を学び出発した初期の作品から、文字を離れて墨の色や線を追求し、独自の抽象表現を確立したニューヨークでの挑戦とその後、そして余分なものを極限まで削ぎ落として新たな形に昇華し、一瞬の「心のかたち」を追求し続ける現在までの変遷を、約80点の作品と資料を通して辿ります。

篠田桃紅(しのだ・とうこう)
美術家。1913年中国・大連生まれ。5歳の頃から父に書の手ほどきを受けて墨と筆に触れ、以後独学で書を極める。戦後、文字を解体し、墨で抽象を描き始める。1956年単身渡米、ニューヨークを拠点に、ボストン、シカゴ、パリなどで個展を開催し、欧米のアートシーンを牽引。1966年来日したザ・ビートルズは宿泊ホテルに飾られていた桃紅作品に感銘を受け、同じ筆を買い求めたという。2005年「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれる。建築に関わる仕事や東京・増上寺大本堂の襖絵などの大作、装丁、題字、ベストセラーとなった著書など、活動は多岐にわたり、作品は国内外に多数収蔵されている。

主な展示品

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《君に》 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 65.0×50.0cm 墨、金泥、和紙
《秘抄》 1971年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 167.0×130.2cm 墨、朱、銀泥、銀地、和紙
《時間》 1958年 鍋屋バイテック会社蔵 69.0×62.8cm 墨、和紙
《風の影》 1994年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 85.0×180.0cm 墨、朱、金泥、銀泥、銀地、和紙
《行人》 1965年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 193.0×129.5cm 墨、銀泥、緑青、和紙
《百》 2012年 鍋屋バイテック会社蔵 210.0×150.0cm 墨、銀泥、金地、和紙
《熱望》 2001年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 150.0×100.0cm 墨、朱、銀地、カンヴァス
《月読み》 1978年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 149.0×104.0cm 墨、銀泥、銀地、和紙
《一瞬》 2012年 鍋屋バイテック会社蔵 60.0×240.0cm 墨、金泥、銀地、和紙
《永劫》 2012年 鍋屋バイテック会社蔵 60.0×240.0cm 墨、銀泥、金地、和紙
《星霜》 1954年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 140.0×69.0cm 墨、和紙
《伝》 1954/55年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 244.0×54.0cm 墨、和紙
《萩原朔太郎 詩》 1950-54年 鍋屋バイテック会社蔵 69.0×173.5cm 墨、和紙
篠田桃紅 ニューヨークにて 1956年 撮影:HAMS NAMUTH
篠田桃紅 アトリエにて 2010年
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《君に》 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 65.0×50.0cm 墨、金泥、和紙
《秘抄》 1971年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 167.0×130.2cm 墨、朱、銀泥、銀地、和紙
《時間》 1958年 鍋屋バイテック会社蔵 69.0×62.8cm 墨、和紙
《風の影》 1994年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 85.0×180.0cm 墨、朱、金泥、銀泥、銀地、和紙
《行人》 1965年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 193.0×129.5cm 墨、銀泥、緑青、和紙
《百》 2012年 鍋屋バイテック会社蔵 210.0×150.0cm 墨、銀泥、金地、和紙
《熱望》 2001年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 150.0×100.0cm 墨、朱、銀地、カンヴァス
《月読み》 1978年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 149.0×104.0cm 墨、銀泥、銀地、和紙
《一瞬》 2012年 鍋屋バイテック会社蔵 60.0×240.0cm 墨、金泥、銀地、和紙
《永劫》 2012年 鍋屋バイテック会社蔵 60.0×240.0cm 墨、銀泥、金地、和紙
《星霜》 1954年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 140.0×69.0cm 墨、和紙
《伝》 1954/55年 公益財団法人岐阜現代美術財団蔵 244.0×54.0cm 墨、和紙
《萩原朔太郎 詩》 1950-54年 鍋屋バイテック会社蔵 69.0×173.5cm 墨、和紙
篠田桃紅 ニューヨークにて 1956年 撮影:HAMS NAMUTH
篠田桃紅 アトリエにて 2010年
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開催概要

篠田桃紅展 とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち 公式HP

会期:2021年4月3日(土)~5月9日(日)
会場:そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店6F)
開館時間:(入館は閉館の30分前まで)
10:00~20:00
休館日:会期中無休
※そごう横浜店の営業時間に準じ変更になる場合がございます。

チケット販売情報

入館料:( )内は前売および以下のカードをご提示の方の料金。
[ミレニアム /クラブ・オンカード、セブンカード・プラス、セブンカード ]
一般/1,200円(1,000円)  高校・大学生/1,000円(800円) 中学生以下無料
※ 障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは無料。
※ 前売券の販売につきましては、 そごう美術館ホームページをご確認ください。

プレゼント

本展覧会の開催を記念して、無料招待券を5組10名様にプレゼント!

 応募詳細はこちら 応募締め切り 2021年3月15日

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