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「ヌード NUDE ─英国テート・コレクションより」2018年年3月24日(土)より横浜美術館にて開催

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ヌード NUDE ─英国テート・コレクションより

ヌード─ 人間にとって最も身近といえるこのテーマに、西洋の芸術家たちは絶え ず向き合い、挑み続けてきました。美の象徴として、愛の表現として、また内面を映 しだす表象として、ヌードはいつの時代においても永遠のテーマとしてあり続け、と きに批判や論争の対象にもなりました。  本展は、世界屈指の西洋近現代美術コレクションを誇る英国テートの所蔵作品により、 19世紀後半のヴィクトリア朝の神話画や歴史画から現代の身体表現まで、西洋美術 の200年にわたる裸体表現の歴史を紐ときます。フレデリック・ロード・レイトン が神話を題材として描いた理想化された裸体から、ボナールらの室内の親密なヌード、 男女の愛を永遠にとどめたロダンの大理石彫刻《接吻》[日本初公開]やシュルレアリス ムの裸体表現、人間の真実に肉迫するフランシス・ベーコン、さらにはバークレー・L・ ヘンドリックスやシンディ・シャーマンなど、現代における身体の解釈をとおして、 ヌードをめぐる表現がいかに時代とともに変化し、また芸術表現としてどのような意 味をもちうるのか、絵画、彫刻、版画、写真など約130点でたどります。

主な展示品

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オーギュスト・ロダン 《接吻》(部分) 1901-4年 ペンテリコン大理石  182.2×121.9×153cm  Tate: Purchased with assistance from the Art Fund and public contributions 1953, image © Tate, London 2017
アンリ・マティス 《布をまとう裸婦》1936年 油彩/カンヴァス 45.7×37.5cm Tate: Purchased 1959, image © Tate, London 2017
ピエール・ボナール 《浴室》 1925年 油彩/カンヴァス 86×120.6cm Tate: Presented by Lord Ivor Spencer Churchill through the Contemporary Art Society 1930, image© Tate, London 2017 
フレデリック・ロード・レイトン 《プシュケの水浴》 1890年発表 油彩/カンヴァス 189.2 × 62.2cm Tate: Presented by the Trustees of the Chantrey Bequest 1890, image © Tate, London 2017 
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 《ベッドに横たわるスイス人の裸の少女とその相手》 「スイス人物」スケッチブックより 1802年 黒鉛、水彩/紙 16.3×19.8cm Tate: Accepted by the nation as part of the Turner Bequest 1856, image © Tate, London 2017 
デイヴィッド・ホックニー 《23, 4歳のふたりの男子》 C.P. カヴァフィスの14編の詩のための挿絵より 1966年 エッチング、アクアチント/紙 34.5×22.3cm Tate: Purchased 1992 ? David Hockney 
バークレー・L・ヘンドリックス 《ファミリー・ジュールス:NNN[ノー・ネイキッド・ニガー(裸の黒人は存在しない)]》  1974年 油彩/麻布 168.1×183.2cm 
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オーギュスト・ロダン 《接吻》(部分) 1901-4年 ペンテリコン大理石  182.2×121.9×153cm  Tate: Purchased with assistance from the Art Fund and public contributions 1953, image © Tate, London 2017
アンリ・マティス 《布をまとう裸婦》1936年 油彩/カンヴァス 45.7×37.5cm Tate: Purchased 1959, image © Tate, London 2017
ピエール・ボナール 《浴室》 1925年 油彩/カンヴァス 86×120.6cm Tate: Presented by Lord Ivor Spencer Churchill through the Contemporary Art Society 1930, image© Tate, London 2017 
フレデリック・ロード・レイトン 《プシュケの水浴》 1890年発表 油彩/カンヴァス 189.2 × 62.2cm Tate: Presented by the Trustees of the Chantrey Bequest 1890, image © Tate, London 2017 
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 《ベッドに横たわるスイス人の裸の少女とその相手》 「スイス人物」スケッチブックより 1802年 黒鉛、水彩/紙 16.3×19.8cm Tate: Accepted by the nation as part of the Turner Bequest 1856, image © Tate, London 2017 
デイヴィッド・ホックニー 《23, 4歳のふたりの男子》 C.P. カヴァフィスの14編の詩のための挿絵より 1966年 エッチング、アクアチント/紙 34.5×22.3cm Tate: Purchased 1992 ? David Hockney 
バークレー・L・ヘンドリックス 《ファミリー・ジュールス:NNN[ノー・ネイキッド・ニガー(裸の黒人は存在しない)]》  1974年 油彩/麻布 168.1×183.2cm 
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見どころ

① テーマは「ヌード」。西洋の芸術家たちの挑戦の軌跡を追う。 「ヌード」は西洋の芸術家たちが絶えず向き合ってきた永遠のテーマです。しかし、「ヌード」 をテーマにした大規模な展覧会は前例が少なく、挑戦的な試みです。本展は、この難しいテ ーマに意欲的に取り組み、ヴィクトリア朝から現代までのヌードの歴史を辿ります。
② 近現代美術の殿堂、英国テートからヌードの傑作が集結。 1897年の開館以来、世界屈指の近現代美術コレクションと先進的な活動で常に美術界をリ ードしてきたテート。その至高の作品群よりヌードを主題とした作品が集結します。ロダン の大理石彫刻《接吻》をはじめ、ターナーが描いた貴重なヌード作品や、マティス、ピカソ、 ホックニーなど19世紀後半から現代まで、それぞれの時代を代表する芸術家たちの作品が 出品されます。
③ ロダンの大理石彫刻《接吻》が日本初公開! ロダンの代表作であり、男女の愛を永遠にとどめた《接吻》。情熱に満ち、惹かれ合うふた りの純粋な姿が、甘美な輝きに包まれています。「恋愛こそ生命の花です」*
こう語るロダン にとって、愛することは生きることそのものであり、また制作の原点であったといえるでし ょう。ブロンズ像で広く知られる《接吻》ですが、高さ180センチ余りのスケールで制作 された迫力の大理石像は世界にわずか3体限り。そのうちの一体がついに日本初公開です。
*高村光太郎訳『ロダンの言葉抄』より

開催概要

会期:2018年3月24日(土)~6月24日(日)
開館時間:10:00~18:00
※ただし、5月11日(金)、6月8日(金)は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
休館日:木曜日、5月7日(月)※ただし、2018年5月3日(木・祝)は開館
会場:横浜美術館 公式HP
神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4番1号 地図

チケット販売情報

横浜美術館ほか主要プレイガイド
前売券:一般/1400円、大学・専門学校生/1000円、高校・中学生/400円
※前売券 は、2018年1月20日(土)〜3月23日(金)まで販売
当日券:一般/1600円、大学・専門学校生/1200円、高校・中学生/600円
小学生以下/無料 65歳以上/1500円※要証明書、美術館券売所でのみ対応)
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『談ス/NUDE 』公演概要

日時:2018年4月5日(木)17時30分~20時
展覧会特別鑑賞 17時30分~ パフォーマンス 19時開演
会場:横浜美術館 グランドギャラリー
料金:一般 5,000円 U-20 3,000円
※数量限定、展覧会特別鑑賞付き、税込、未就学児入場不可
※「U-20」チケットは公演日時点で20歳以下が対象です。来場時に年齢の確認できる写真付身分証明書の提示が必要となります。
※展覧会の特別観覧は、公演当日のみ有効です。
チケット発売日:2018年1月20日(土) 10:00 開始
▶【チケットぴあ購入画面へ】icon

プレゼント

本展覧会の開催を記念して、無料招待券を5組10名様にプレゼント!

▶応募詳細はこちら 応募締め切り 2018年3月10日

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