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「アミノ酸シャンプー」の見分け方

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「アミノ酸シャンプー」とはなんでしょうか?「アミノ酸シャンプー」という名前には、はっきりとした定義がありません。

目次

「アミノ酸シャンプー」の見分け方

食品の場合は、名前の定義が決められているものがあります。例えば「マヨネー ズ」には「使用しなければいけない原料」「使用してはダメな原料」がJAS規格で定められています。ところが「アミノ酸シャンプー」という言葉にはこうした法的な決まりがないので、「アミノ酸成分」をほんの少しだけ配合したシャンプーも 「アミノ酸シャンプー」という名称で販売されていることがよくあります。

つまり、どんなに頭皮に悪影響のある成分を使っていても、シャンプーを作っている会社が「うちのシャンプーはアミノ酸シャンプーです」と言えば、 「アミノ酸シャンプー」になってしまうわけです。

「アミノ酸シャンプー」を見分けるポイント

「アミノ酸シャンプー」と謳っていても、「硫酸」「スルホン酸」という名前のつく成分が一緒に配合されているものは、脱脂力やタンパク質変性作用が強く、頭皮に大きな負担をかけてます。こうしたシャンプーには注意が必要です。
(ラウレス硫酸、ラウリル硫酸、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na等)

シャンプーに使われる主な洗浄成分

硫酸系
・代表的な成分 ラウリル硫酸Na ラウレス硫酸Na パレス硫酸Naなど
(名前に「硫酸」とつく成分)
・特徴 安価で泡立ちが良い。
・問題点 強い「脱脂力」「タンパク質変性作用」がある。
スルホン酸系
・代表的な成分 オレフィン(C14-16)スルホン酸
(名前に「スルホン酸」とつく成分)
・特徴 安価で泡立ちが良い。「植物由来」「無添加」を謳ったシャンプーによく配合されている。洗濯用・住居用洗剤にもよく使われる。
・問題点 硫酸系に匹敵する強い「脱脂力」「タンパク変性作用」がある。魚毒性が強い。
石鹸系
・代表的な成分 カリ石ケン素地 ラウレス-3酢酸Na
・特徴 洗浄力が高い。石けんの使用にこだわる人に好まれる。
・問題点 アルカリ性で髪に対するダメージがある。洗浄力が強く頭皮への刺激が強い。シャンプーの成分としてはデメリットが多い。
アミノ酸系洗浄成分
・代表的な成分 ココイルグルタミン酸TEA ココイルアラニンTEA ラウラミノプロピオン酸Na
・特徴 刺激性が低く、頭皮に優しい。洗浄成分自体に髪のダメージに浸透して保湿する働きがある。
・問題点 泡立ち、使用時の爽快感が劣る。原価が高い。

シリコンとはなんでしょうか?

撥水性を持つ成分でカーワックスに使われていることでもよく知られています。

シャンプーに配合した場合、シリコンは髪の表面に吸着して、即効的に手触りが良くなったように感じさせてくれる大変便利な成分です。

ところが、実はシリコンには髪や頭皮の健康を根本的に改善する働きはありません。

見分けるポイント
「ジメチコン」「シクロメチコン」「シリカ」「シリル」「シロキ」「シラン」「シロキサン」という名のついた成分が含まれていると、それはシリコン入りの商品です。

コーティング剤とはなんでしょうか?

「無添加」「ノンシリコン」「石油系界面活性剤不使用」等を謳った、一見頭皮に優しいように思えるシャンプーの中には、「低分子性カチオン活性剤」(いわゆるコーティング剤)が入っているものが沢山あります。

「低分子性カチオン活性剤」は髪を即効的にサラサラにしますが、一般的にシャンプーに使われる成分の中で、最も頭皮への負担が大きいものなのです。

見分けるポイント
「ステアルトリモニウムクロリド」「ベヘントリモニウムクロリド」「ベンザルコニウムクロリド」「セトリモニウムクロリド」という名の成分が含まれていると、それはコーティング剤(低分子性カチオン活性剤)入りの商品です。

パラベンとはなんでしょうか?

パラベンは、化粧品類に最もよく使われている防腐剤ですが、使われる理由は単純です。パラベンを入れたほうが「楽だから」です。

パラベンの殺菌力は他の防腐剤と比べて格段に強いので、工場の製造ラインの衛生管理に少々問題があったり、作業員が雑に原料を扱ったりしても、強力な殺菌力で全てカバーしてくれるのです。

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