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「世界報道写真大賞」2018が決定

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今年の大賞はロナルド・シュミット (ベネズエラ、AFP 通信)のベネズエラでのデモ活動を描いた作品に決定!!

「ベネズエラ危機」ロナルド・シュミット(ベネズエラ、AFP通信)、2017年5月3日(カラカス・ベネズエラ)
ベネズエラのカラカスで、ニコラス・マドゥロ大統領への抗議行動中に機動隊との激しい衝突が起こり、火だるまになるデモ参加者のホセ・ヴィクター・サラザール・バルザ(28 歳)。マドゥロ大統領はベネズエラの民主主義体制を見直すとして野党が過半数を占める現国会を解散し、新たに制憲議会を召集することで、実質的に自らの立法権を強化することになる計画を発表した。これに対し野党指導者らは、大統領選挙の早期実施を要求するため、大衆に抗議デモを呼びかけた。2017年5月3日、デモ参加者と国家警備隊が衝突、デモ参加者(その多くが頭巾、仮面、ガスマスクなどを着用)は放火や投石を行った。オートバイの燃料タンクが爆発してサラザールの着衣に引火し 1 度から 2 度のやけどを負ったが、一命は取り留めた。

【大賞作品の選定理由】
◆マグダレナ・ヘレラ(ゲオ(仏)/フォトディレクター、審査委員長)によるコメント:
「大賞受賞作品は、その出来事を(写真で)語らなければなりません。これが極めて重要です。また、疑問を呼び起こすもの・・・そして、この年に世界で何が起こったかということに関して、人の心を引き込むようなものでなければ、また視点を示すものでなければなりません」「古典的な写真ですが、瞬間的エネルギーと力強さがあります。色合い、動きに優れ、非常に力がありますね。瞬時に感動しました・・・」
◆審査員ホイットニー・C.・ジョンソン(ナショナル・ジオグラフィック副フォトディレクター)によるコメント:
「まさに象徴的。この男性はマスクで顔を覆っています。もはや単に彼自身、炎に包まれる彼自身というものだけではなく、ベネズエラが燃えているのだという考え方を示すところにまで達しているのです」

6月9日より恵比寿・東京都写真美術館で開催される「世界報道写真展2018」では、大賞作品を含め、世界各地の第一線で活躍するドキュメンタリー写真家、フォトジャーナリスト 4,548 人の応募(応募総数は 73,044 点)から選ばれた 42人の入賞作品、約160点が展示させる。

▶「世界報道写真展2018」開催概要はこちら

▶応募詳細はこちら 応募締締め切り 2018年5月20日

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