ソルティエ・ダーティストは、
パリの精鋭の若者達で組織された、
古き良きベルエポックなバンドだった。
イタリアのコンサートのため、パリでピアニストを探しているときに、ピアノのステファンと知り合い、
そこから様々なメンバーと共に、毎年日本を廻るようになった。
古き良き時代のサロンバンドは、ヨーロッパなら有りそうで、なかなか無い。
常に、貴重な楽譜を沢山コレクションしている。
ベルトロンも、今ではパリ放送響のリーダーに。
そして、ルーツの島で始めた音楽祭が13年目になる。
普段は20人もいない村が、この時だけ800人にも膨れ上がる。
エールフランス機内誌にも、名前まで載せてくれている。
「日本での経験で、コルシカ音楽祭を思いついたんだよ。」
全く観光客を見かけない。
ベルトロンの親は、コルシカから対岸の?ニースに移住。
エッフェル塔地区のテロに続き、今回も無事…。
ベルトロンの息子バンサンは、ビオラを弾く消防士。
常に命懸け。生きる有り難さが身にしみる。
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