
「閉めたんだ。」
寂しそうに、辰巳琢郎さんが。
え?ウソだろ。
男性にとっては、エルメスが無くなる程の衝撃。
西のエルメス、東のアルニスと言うではないか。
と、常々辰巳さんは言っていた。
イタリアとも違う、
独特の魅力的な仕立ては、
パリの伊達オヤジの憧れだった。
「小さい頃、焚き火のまわりで、そんなバイオリン聴いたよ。」
ロシアにいた頃の思い出を語っていた、アルニスの兄弟。
もう無いなんて… 。
30年前、スーツ 1着しか作ってないのに。
昨年、ミッドタウンの唯一の日本店が、閉まったので、気にはなっていたけれど。
まさかのフランスの税制のせい?皆、国外へ移住し始めているし。
これも30年前に買った、ハット。
アルニスらしく、アルニス柄のネクタイ生地のベルトが付いている。
凄く好きで、時々眺めてた。
今まで何度も、撮影に持っていったのに。
昨日初めて、撮影で。
年齢なのかな。たしかに若造向きではないかも。
しかし、ドアップ撮ってるな~。
アルニスへのオマージュ。
7月頭を目指す、新しいアルバム制作が続く。
巷はゴールデンウィーク。
たまにはデートに、スケートはいかが?
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