池袋LOFTフォーラム企画「THE FACE展」
今は廃刊になってしまった、イギリスのファッション誌のバックナンバー展でした。ニック・ローガンが1980年に創刊した「THE FACE」は低予算で運営するため、どこにも作品を発表する場の無かった多くのクリエーターの表現の場として、クレジットも無く無償で作品が寄せられました。
「THE FACE」は、主流からはずれたところで作品を作り始めた、ディレクター・ライター・写真家・デザイナー・スタイリスト・ヘアメイクアーティストたちを受け入れました。
コレはパンクの「Do it yourself」の遺産でした。商業的売り物としての体制打倒です。独自のやり方で混沌とした繁栄の中から生じた若者文化を捕らえ、ポストパンク世代の音・映像・文学に係わる若者たちの新たな集団を吸引する役割を果たしました。
インターネットが無かった時代だからこそ生まれた文化。CGがなかった頃の映画や特撮はやぱりすごい。イラストレーターやフォトショップでデザインした気になっちゃったり、打ち込みで簡単に音楽を作っちゃったり。
こんなことで良いのか!?と思いつつも、毎日使っています。
低予算の方が限られた中で工夫をするから、面白い物が作れるのかもしれません。「ロボコップ」も「ターミネーター」もONEは何度観てもすばらしい。ハングリー精神は大事。