グリーン・ゾーン 個人的感想・評価

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グリーン・ゾーン

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【レビュー】 
原作は、優れたノンフィクションに与えられる「サミュエル・ジョンソン賞」(2007年)を受賞。世界の警察“アメリカ”の最大の汚点を題材とした、『ハートロッカー』とは真逆の映画。
          
日本には資源がない事に感謝すべきか。 

主演はマット・デイモンだし、監督はポール・グリーングラスだし、アクション映画として楽しいのは当たり前ですね。

湾岸戦争から12年後の【世界の警察“アメリカ”の最大の汚点・イラク戦争】は周知の事実。その複雑な戦争の要因は【大量破壊兵器の保有】と、【イラク・アフガニスタンの関係】という根も葉もないデマ。

『グリーン・ゾーン』は、この大量破壊兵器(WMD)の所在を追う極秘任務に就く、米国陸軍上級准尉のMET隊隊長 、ロイ・ミラー(マット・デイモン)が任務に疑問を抱き、真実を暴く― という、アクション・サスペンス映画です。ストーリーに関しては追う必要もないので、終始、スピード感のある映像に釘付けになっていました。

命令違反とは知りつつも、正義感で勝手な行動を取るロイ・ミラーや、バックアップ無しで、撃ち落として下さいと言わんばかりの低空飛行のヘリなどは、映画なので言わないお約束としても、レーダーに映る3人を敵2名、味方1名と判別できる性能を持ちながら、病院や学校が誤爆された現実を思い出し、苦笑いをしてしまいました。

イギリス・アメリカの利権のために、ズタズタにされたイラク人の叫びは、
『この国の未来は、俺たちが決める』

テレビを通してリアルタイムで見ていた、イランーイラク戦争、湾岸戦争、9.11アメリカ同時多発テロ、イラン戦争。まずい、確実に風化している。

石油の出ない、資源が無いがゆえに標的にされる心配の無い、平和ボケした一日本人としては、日々の生活に感謝しつつも、間接的にはそこに参加している、という無責任さを改めて考えさせられるキッカケとなる映画でした。

(そうあって欲しいという願いを込めて)

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