『博士と彼女のセオリー』個人的感想・評価

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第72回ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞(ドラマ部門)、作曲賞を受賞しました。
ホーキング博士役のエディ・レッドメインはもちろん良かったのですが、妻を演じた、フェリシティ・ジョーンズに主演女優賞をあげてもよかったのでは?
と、思うほどの好演です。

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「インターステラー」のコンサルタント、キップ・S. ソーン博士も、学友として登場します。賭けごとが好きだったホーキング博士は、
「白鳥座のX-1という星がブラックホールであるかどうか」という賭けをします。
勝者はソーン博士。学生時代にした賭けの約束を果たし、負けたホーキング博士は約束のペントハウス誌1年分を取り寄せます。
しかし、住所不定で送れなかったペントハウス誌はホーキング博士の元に。
それを見つけたヘルパーは、気を利かせて、ゆっくりとページをめくりながらホーキング博士に見せます。

「いいのよ、男性の楽しみですものね。」

「いや、友人のために取り寄せたんだ。」

「男性はみんなそう言うわ。」
「次のページへいってもいい?」

ホーキング博士は微笑みます。

このくだりのシーンは必見です。目頭が熱くなりました。
なんとユーモアのある、酒好きの科学者でしょう。

過去にタイムトラベルをすることは不可能と解いている博士ですが、
意識は賭けをした学生時代に繋がっていたと思います。
エンディングの演出もそれを意識しての事でしょう。

研究テーマは「時間」

その全てを表現していた「微笑み」でした。

@マスコミ完成披露試写会

キャスト・スタッフ
出演:エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ、チャーリー・コックス、エミリー・ワトソン、サイモン・マクバーニー
監督:ジェームズ・マーシュ
配給:東宝東和 ©UNIVERSAL PICTURES 公式HP
2015年3月13日公開

 

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