『ハート・ロッカー』個人的感想・評価

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ハート・ロッカー

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【映画レビュー】ネタバレはイントロダクションレベル。

イカレた野郎だぜ。という戦争ジャンキー娯楽映画。イラク戦争について描かれた作品だというのならば、【世界の警察・アメリカを正当化した映画】

CNNを観ているようなドキメンタリータッチの映像は、まるで自分が戦場にいて、爆弾処理をしているような錯覚を覚えます。

いつ爆発するの!いつ爆発するの!!  いつ爆発するの~!!! うわー爆発した~~
黒ひげ危機一髪ゲームで遊んでいるような、妙な力みで、喉がカラカラになってしまいました。

映画館では、殆ど飲んだり、食べたりしないのですが、入場前に買ったコーラのMサイズは上映後30分で、3/4を消費。Lサイズにすれば良かったかなぁと、余計な事を考えつつ鑑賞。

男の子のロマンに、拳銃や、爆薬へのスリル・憧れってありますよね?私には弟が二人いるので、子供の頃は散々冒険につき合わされ、悪さをする度に鉄拳制裁を下していました。

花火を束にして燃やしたり、振り回したり、ネズミ花火が爆発する寸前まで、誰が一番長く手に持っていられるか、などなど。これ以上は言えませんが、かなりギリギリのラインの遊びを、男の子なら、誰もが経験しているはずです。しかも、【ダメ!】と言われれば言われるほど、スリルと危険な冒険心の導火線に火が点いてしまうような。

たいがいの男の子は、ワルイ遊びも、遣り尽すか痛い目にあうと、一時休止して男子になります。そんな男子は、感情に任せて噴出す感情の火加減を上手く調整できるようになると、大人の男性になるものです。

この映画の主人公、米陸軍ブラボー中隊のウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)の火加減は、絶えず全開。サポート役の仲間兵士をも焼き尽くす勢いなのです。

ブラボー中尉は日々、爆弾処理班という大義名分を得て、死と隣り合わせのギリギリのラインの欲求を戦場で満たしています。死んでしまったらその中毒的スリルも味わえなくなってしまうのですから、腕前はプロフェッショナルです。欲求を満たしつつも、それが功績として讃えられる戦場は、ウィリアム・ジェームズにとって格好の場所だった・・・。

『まったく、イカレた野郎だぜ。』という、戦争ジャンキー映画として鑑賞しました。

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