㈱WORLDのMD時代に買い付けた、薄張りのガラスジャー。この手のガラス製品は MATHIAS が有名だったのですが、中国製の酷似品が出回ってしまったために、値段の高いフランス製は殆ど見かけません。なので、展示会でも中国のバイヤーは出禁の会社が多かったです。
商談の際は、まず最初に聞かれました。
「Japanese or Chinese？」と。日本人だからといって、コピーしないとは限らないのですがね。
サンプルだけ取り寄せて、中国工場で作らせてる大手ライフスタイルショップ、ありますから。
私がデザインして中国工場で発注した商品が、中国の展示会で安く売られていたこともありました。
結果、良いものが売れなくなり、量産された安い酷似品の在庫の山になり。自分たちで業界の価値を下げているのですがね。原価率を下げろと日々つつかれている現場のMD、バイヤーの責任ではなく、TOPの責任です。
まったくもって、世知辛い世の中です。
