武田真治・SPECALインタビュー 「ロス:タイム:ライフ」ロックスター篇

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武田真治・SPECALインタビュー

auオリジナル製作ドラマ
「ロス:タイム:ライフ」ロックスター篇 主演の武田真治さんにSPECALインタビュー

第2弾:”カリスマロックスター、バナナの皮を踏んで死ぬ!?”

もしも、死の直前に命の貯金「ロスタイムライフ」が戻ってきたら、あなたは何をしますか?昨年地上波で、人気を博したドラマ「ロス:タイム:ライフ」がauケータイドラマで復活!傍若無人なカリスマロックシンガー城修人(武田真治)。TV音楽番組収録のためスタジオ入りするが、かつてのバンド仲間であり、ライバルでもある橘順一(松尾敏伸)がスタジオにいるのを発見し、怒って楽屋へ戻ってしまう。しかしロックスターにはあってはならない、無様な死に様を迎える。こんな死に方したくない!葛藤の中、ロックスターはやり残した人生の何を清算するのか!?


武田真治・SPECALインタビュー 
Q,脚本を読まれた感想をお聞かせ下さい。

登場人物の内面を、限られた時間のなかでどのように変化させるか、そのスピード感がストーリーの面白さにつながっているのだと思っています。物語というのは変化が大きいほど面白い。だからリアリティにこだわり過ぎるとそれが起こりづらくなってしまうんです。この作品は、【ロス:タイム:ライフ】という、ファンタジーの絶対条件が前提にあることで起こってしまったことを受け入れる葛藤から入るのではなく“死”を受け入れたとして、『さぁ、どうしよう』から始まります。端的に物語を観せることで変化のスピードが速い。それが魅力ですよね。



Q,もしご自分に同じ事が起こったらどうされますか?

“死因”がバナナの皮なんて、きっと言えないだろうなぁ。でも世の中何が起こるか分らないので、受け入れますけど。ただ、僕は家の中に殆どゴミが落ちてないんですよ。生ゴミはちゃんと蓋がついているゴミ箱に捨てていますから(笑)


武田真治・SPECALインタビュー
Q,スタッフを大切にされる武田さんと、傍若無人な城修人とのギャップは?

物語の始まりで城はスタッフに悪態をついていますが、最後の瞬間に、旧友の元バンドメンバー・橘を通して自分を見つめ直したり、感謝すべき自分のスタッフに対する態度を改めたり、言葉にこそできなかったものの態度ではそれを表している。実はそっちの方がなかなかできない事ですよね。城の方が立派な人間です。


武田真治・SPECALインタビュー
Q,私は脚本を読んで城、橘に、BOOWYやhideを投影させていたのですが。

どの時代にも、過去に例をみないバンドという存在はあって、いつまでも栄華を極めているのではなく、いつか解散して個人になっていく。“1+1=10”だったバンドも、そこに参加していなければ“1”にもなれないことだってあると思います。人間の良い面も悪い面もすべて見せてくれるのがロックスター。誰の心の中にもいますよね?その普遍的なものの一部をどこかおかしく、どこかさわやかに見せてくれる作品になっているのではないでしょうか。


武田真治・SPECALインタビュー
Q,武田さんにロスタイムがあるとしたら最後に何をされますか?

ルール上、理由は告げられないとしても母親には連絡すると思いますね。元気?って。でもやぱり最後はSAXを吹いているでしょうね。

 

 

 



Q,【ロス:タイム:ライフ】~ロックスター編~ ずばり見所は?

以前、『南くんの恋人』では僕が恋人をポケットの中に入れていたのですが、今度はみなさんに僕をポケットの中に入れてもらいたいです。携帯の中に物語があり持ち運べて、いつでも見れるって素敵なことですよね。すごく手ごたえを感じることのできた作品なので、是非多くの方に御覧いただきたいです。回想シーンに出てくる城のヴィジュアル系ロックファッション&メイクも必見ですよ。

 

 


取材・構成・文:渡辺千登勢 撮影:五十嵐博
スタイリスト:アシ―ナ伊藤信哉 ヘアメイク:aiutare青木聡


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