ウォーレン・ベイティが封筒を開封し、読み上げようとするも、なんだか様子がおかしい。取り出した後も、封筒の中身を確認しています。
名俳優なだけに溜めを作っているのかと思いきや、明らかに困っています。となりのフェイ・ダナウェイに確認のため見せたところ、
主演女優賞「エマ・ストーン」と書かれていたであろうカードを見て、作品賞は『ラ・ラ・ランド!』と読み上げてしまいます。
この時点で、『あれ?このカードおかしいわよ?』と、スタッフに呼びかけていればこんな大騒動にはならなかったのでしょうが、後の祭り。
『ラ・ラ・ランド』の関係者は壇上で次々と受賞コメントを述べ始めます。
その直後、ヘッドフォンマイクを付けたスタッフが駆け寄り、プロデューサーに事情を説明。歓喜の涙を流していたエマ・ストーンの口の動きは、明らかに『オーマイ・ガー!』。右後方で呆然と立ち尽くすデイミアン・チャゼル監督。
これは冗談ではない、作品賞は『ムーンライトだ』と言っています。一度手にしたオスカー像を自ら手渡すプロデューサーの神対応が素晴らしい。
司会のジミーキンメルは“これば俺のせいだ”とか、“ウォーレン、なんてことをしてくれたんだ”とか、冗談ぽく持っていこうとしていますが、明らかに焦っています。
速報を通信していた世界中のメディアもあたふたした事でしょう。一度は作品賞【ラ・ラ・ランド】とUPし、慌てて削除、【ムーンライト】に差し替えたのですから。(私も)
そもそも、オスカーの公式Twitterでも速報で作品賞【ラ・ラ・ランド】とUPするも・・・
速攻削除し、【ムーンライト】に差し替え!
ってことは、開封するまでスタッフは知らなかったって事ですよね。
兎にも角にも、ラ・ラ・ランドの関係者の方々が気の毒でなりません。
今回のアカデミー予想で【ラ・ラ・ランド】より【ムーンライト】に1票!とUPしていますが、
どちらも良い映画ですので、是非見て下さいね!!!
そして、新たに失態が判明。
【AFP=時事】米ハリウッド(Hollywood)で26日に開催された第89回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式では、作品賞の誤発表というハプニング以外にも、もう一つミスが起きていた。ここ1年で死去した業界人らをしのぶ追悼映像で、存命女性の写真が誤って映し出されたのだ。昨年10月に亡くなったオーストラリア人衣装デザイナーのジャネット・パターソン(Janet Patterson)氏の写真が掲示されるはずが、使われたのは同じくオーストラリア人の著名プロデューサー、ジャン・チャップマン(Jan Chapman)氏の写真だった。
そりゃートランプ大統領に“俺の批判ばかりしているからだ”と、言われても仕方ないですね。
何があろうとトランプ大統領が勝つように時の流れができている。恐ろしや。