© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
【レビュー】
まぁ、面白かったけどね。けどね。けどねぇ。
オリジナリティの在る脚本という物を、今の映画にあまり求めてはいけないのかも知れないですね。
「どこかで読んだことある話だよね、これ。。何だっけ?夢枕●?」
映画を観るたびに毎回同じことを言っていいるような。。。
ディカプリオといえば、前作の「シャッター・アイランド」に引き続き、妻にまつわるトラブルが心的障害になって、あれやら、これやら問題が起こる訳ですが、実はそのエピソードは無くても良かったのではないかと。
表の表は表、表の裏は裏、裏の裏は表、そんな夢の3階層の中で、ターゲットから情報を引き出し、多額の報酬を得る。そういう話かと勝手に期待していたのですが、全然違った。
観たかったのは、デイカプリオの眉間のしわでも、派手なカーアクションでも、007のような雪山での銃撃戦でもなく、もっと深い心理戦を使った企業スパイの話だったのに。
でも、まあ、面白かったけどね。けどね。けどねぇ。
謙さんはカッコよかったです。映像も迫力満点。
【ネタバレあり】
夢に侵入された、ロバート・フィッシャー役のキリアン・マーフィは、目が覚めた時に、同じファーストクラスに同乗していた全ての人達が夢に登場していたことに、なぜ気づかなかったのでしょうか。『しまった!やられた!!』って。
夢の防護訓練を受けていたから、設計士が作った世界には敵が出現して妨害をしていた訳ですよね。