『ムード・インディゴ ~うたかたの日々~』個人的感想・評価

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ムード・インディゴ ~うたかたの日々~

2013年10月5日より全国にて公開

©Brio Films – Studiocanal – France 2 Cinema All rights reserved

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8月17日に公開のロマン・デュリス主演『タイピスト』がラブコメでしたから、同じような作品なのかなぁ~と。しかも映画の出だしがタイプライターのシーンで、共演が オドレイ・トトゥに『最強の二人の』オマール・シー、とくれば、“おしゃれでPOPな、ちょっぴり切ないラブストーリー” 系だと思ったのですが。

ところが、まさかの展開で。ファンタジーの描写が余りにもカッ飛びすぎていて、ドギツく、まさかこのノリで最後までいくのか???

最初から香ばしい感じはしていたのですが、アイス・スケート場の流血シーンで確信しました。フリッツ・ラングの『メトロポリス 』を彷彿させる、工場のクラッシャーの機械なんぞ、いかにも死亡フラグで・・・

こ、こ、これはまさに【サイバーパンク】映画です。度肝を抜かれました。

テリー・ギリアムの『未来世紀ブラジル』あたりを想像しておいた方が良いと思います。脚がびよ~んと伸びるあたりなんて『Dr.パルナサスの鏡』にも似ているかも。

この予告編からは想像もつかないよね。カルトでシュールな悲恋映画だなんて。

私は好きだし良い映画だと思いますが、予定調和な恋愛映画や、アイドルが主演の邦画を好きな方にはおススメしません。かなり通好みの映画です。原作ファンの方には評判が良いそうなので是非どうぞ。

@マスコミ試写会

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