犬との交流が認知症患者に役立つ

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米国イリノイ州シカゴ(2013年7月22日): 本日、イリノイ州シカゴで開催中の人と動物の関係に関する国際組織(IAHAIO: International Association of Human-Animal Interaction Organizations)の3年に一度開かれる国際会議で、人と動物の相互関係(HAI: Human-Animal Interaction)に関する新たな研究成果が発表されました。

• 犬との交流が認知症患者に役立つ – メリーランド大学(University of Maryland)の新たな研究で、犬との体系的な関わりあいが、認知症患者のメンタルヘルスと身体機能の維持・向上に効果があることがわかりました。日常生活動作のサポートを受けられる住宅に入居している40名の認知症の高齢者を対象としたこの研究では、犬との定期的な交流を含む動物介在生活プログラムを実施した後、鬱の症状が軽減されることがわかりました。また、ペットを介在したプログラムの結果、身体機能の向上が見られる傾向も示されています。この研究の被験者たちは、毎週2回、訪問犬と関わる60分~90分のセッションを3ヶ月にわたって実施しました。一方、対照群(コントロールグループ)には、研究者や他の入居者に対し、社会技能と運動技能の両方を使いながら自らの経験を語ることを促しました。

• ペット飼育が社会的関係の改善とコミュニティの結束につながる – 西オーストラリア大学(University of Western Australia)の新たな研究によると、ペットの飼い主はペットの飼育により新たに人に出会い、友人を作る傾向が強いことから、ペットの飼育が社会的ネットワークを強化し、社会的支援を受ける手助けとなることがわかりました。この国際的研究では、オーストラリアのパース、米国のサンディエゴ、ポートランド、ナッシュビルからランダムに抽出した2,500名以上の成人に電話アンケートを実施しました。その結果、犬の散歩が新たな出会いにつながる方法のトップ5のひとつであり、ペットの飼い主は飼っていない人よりも近隣で出歩くために、新たな出会いがあることが明らかになりました。さらに、この調査では、犬を散歩させる人は、飼っていない人よりも週の運動日数が多く、十分な身体的活動を行っていることがわかりました。

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