「庵野秀明展」10/1より国立新美術館他にて開催
展示構成と見どころ
この展覧会は、庵野秀明が、学生・アマチュア・アニメーター時代に参加した過去作品や、監督・プロデューサーとして活躍する実写を含めた最新の仕事までを網羅し、創作活動の秘密に迫るものです。
また、自身の原点となった「アニメ」「特撮」作品の貴重な原画やミニチュアなどをはじめ、アマチュア時代から現在までの直筆の膨大なメモやイラスト、独自の映像作りに欠かせない脚本、設定、イメージスケッチ、画コンテ、レイアウト、原画からミニチュアセットに至るまで多彩な制作資料を余すところなく展示する世界初の展覧会となります。
過去 庵野秀明の原点と彼がリスペクトするもの
『ウルトラマン』や『仮面ライダー』、『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』など、庵野秀明が幼少期から敬愛する漫画、アニメ、特撮作品にまつわる貴重な資料を一挙展示。さらに、縦3m×横15mの巨大LEDスクリーンを駆使し、庵野が敬愛する映像作品を振り返ることで、「庵野秀明をつくったもの」を体感していく。
現在 アマチュア時代から現在に至るまでの軌跡をたどる
無名だったアマチュア時代から、一世を風靡した『新世紀エヴァンゲリオン』、そして興業収入100億円を超える記録となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に至るまでを紹介。庵野秀明が何を考え、つくってきたのか、数十年に及ぶ創作活動を門外不出の関連資料で辿り、映像制作にかける情熱と試行錯誤の過程を紐解いていく。
未来 未来へ継承するためのアーカイブ
「僕らがいなくなってもアニメや特撮が残るようにしたい」という思いで庵野秀明が立ち上げたATAC(特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構)をはじめ、未来へ向けた継承のためのプロジェクトを紹介。そして、『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』、『シン・仮面ライダー』の大型立像など、最新の仕事も紹介する。
開催概要
「庵野秀明展」 公式HP
東京展
会期:2021年10月1日(金)~12月19日(日)終了
会場:国立新美術館 企画展示室1E
大分展
会期:2022年2月14日(月)〜4月3日(日)
会場:大分県立美術館
大阪展
会期:2022年4月16日(土)~6月19日(日)
会場:あべのハルカス美術館
山口展
会期:2022年7月8日(金)~9月4日(日)
会場:山口県立美術館
※上記以降も、追加巡回を順次調整中。