展示構成と見どころ

今日まで1,000年以上、伝統を受け継ぎ、今もなお世界中の注目を集め続け、話題に事欠かない英国王室、幾度かの王家転変のなかで、傑出した人物たちが現れます。6人の妻を持ち、絶対君主の名を欲しいままにしたヘンリー8世。宗教的混乱の中を奮闘、“ブラッディ・メアリー”の異名をとったメアリー1世。最強国スペインの無敵艦隊を撃退、“国と結婚”し生涯未婚を通したことから“ヴァージン・クイーン”と 呼ばれたエリザベス1世。9人の子、40人の孫、37人の曾孫を持ち、18歳から63年治世した“ヨーロッパの祖母”ヴィクトリア女王。そして現在の王であるエリザベス2世―。女王自身はもちろん、息子のチャールズ皇太子、孫のウィリアム王子、ヘンリー王子 ― ロイヤルファミリー全員が、日々のニュースにも頻繁に登場するほどの人気ぶり。このようなとてつもない人物たちが、英国王室の歴史を脈々と創ってきました。今回、世界屈指の肖像専門美術館ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーより、テューダー朝から現在のウィンザー朝まで、5つの王朝の貴重な肖像画・肖像写真など、およそ90点が来日します。本展では、作品の魅力と併せ、美しく気品に満ちた肖像画のモデルである王室の面々が辿った運命…幾度となく映像化や舞台化され、いつの時代も世界中を虜にする「英国王室の物語」を存分にお届けします。

主な展示品

《ヘンリー8世》

《アン・ブーリン》

《エリザベス1世》

《チャールズ1世の5人の子どもたち》

《アン女王》

《ジョージ4世》

《消化におびえる酒色にふけた人》（ジョージ４世）

《ヴィクトリア女王》

《エリザベス2世》

ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー外観

 

開催概要

ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵
KING&QUEEN展 ―名画で読み解く 英国王室物語―　公式HP

会期：2020年10月10日（土）～2021年1月11日（月・祝）
会場：上野の森美術館（東京都台東区上野公園1-2）
開館時間：(入館は閉館の30分前まで)
10：00～17：00　金曜日は10：00～20：00　本展は日時指定制を導入いたします。
休館日：会期中無休
音声ガイド：明日海りお
お問い合わせ：03-5777-8600（ハローダイヤル）

チケット販売情報

■新型コロナウィルス感染防止対策及び最新運営情報を公式HPで必ず確認しご来場下さい。
入館料：
平日：一般／1,800円　 高校・大学生／1,600円　小・中学生／1,000円
土日祝：一般／2,000円　 高校・大学生／1,800円　小・中学生／1,200円
▶チケットぴあ【購入画面へ】

プレゼント

本展覧会の開催を記念して、無料招待券を5組10名様にプレゼント！
無料鑑賞券の利用期間：12月1日ｰ12月31日

　応募詳細はこちら　応募締め切り　2020年11月25日