公園で、薪能を初めて見た。
禮次郎氏の芸術。
伝統と革新。
美しい。
花咲爺だ。
明るい。
10月23日には、野村万作さんも参加する、
禮次郎氏記念の舞台が。
熊野で「煌きの大地」を、共に舞って下さった時、
あまりに見つめすぎて、終わった後も身動き出来なかった。
勿体無い、素敵な瞬間。
朝日放送が、収録していたと思う。
あの時、笛の音だけが、
熊野で迎え入れられていたのが、はっきりわかる。
たったの三つ程の音。
それが自然の中、空気を切り裂いていた。
小金井公園でも、笛は同じ松田氏、熱演。熊野以上に。
空気が、土地が、芸術を紡ぐ。
また、どこかで。
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