日本人


古澤巌コンサートスケジュール

昨日の昼間は、秀樹アメリカ・リハーサル。

秀樹の曲は、よい曲だ。羨ましい才能。

阿部篤志のピアノも冴えていて、レコーディングの徹夜明けとは思えない。

「アメリカが楽しみだ。」
秀樹も御機嫌。

昔昔のその昔、自分がアメリカにいた、まだ25才頃、

日本人のアイデンティティーとは?の命題にぶち当たる。

なぜ日本の伝統的な事が自分の職業では無かったのか、悔やんだ。

バイオリンなんて、欧米では当たり前過ぎる。自分なんて、必要ない… 。

ほぼ、バイオリンはやめて、肉体労働ばかりしていた。

なのに、もうすぐ。

秀樹とアメリカに行く。

勿論、「狩衣」を身にまとい。

日本の音楽を、やりに行く。

25才の、あの頃の自分が、

一番驚いているかもしれない。

あの時、やめなくてよかったな、バイオリン。

あらためて、ありがとう、秀樹。

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