今年最後の演奏が終わった。
身体を冷やさないように、お湯を入れた紙コップがありがたい。
ひさしぶりの浜離宮ホール。とてもよかった。必ず行くのに迷うけど。
全音符を四小節のばしても、まだ弓が余る。それだけホールに粘りがある。
フルートの山形由美さんの25周年記念のコンサート。
子供の頃から、何も変わらない、不思議な光景だった。
しかし、ドップラーの第2フルートパートをバイオリンで弾くのは難しい。フルートだと簡単なのかな?
練習しなければ弾けそうもないパッセージは、練習しても弾けない。
だから、練習してもしょうがないから、指使いを考えて、譜面に書き込んだりしてみた。
ポップスは、コード譜面。いまだ読めてないが、コードで音楽を掴むのはどれも同じ。
忙しい楽譜は、コードで把握してテキトーに進むと、偶然なのか譜面どおりになるものだ。なるほど。
さすがにクラシックの譜面は、究極のアドリブが書き残されたもの。良くできてる。
ポップバイオリニストなのに、クラシックで弾き終えた2011年。
来年は、ポップバイオリニストなのに、ベートーベンソナタ集を始める。
子供の頃には、難しくて、全く興味の無かった世界。
コードとアドリブが(アドリブ出来ないけど)、自分の中の見えない「壁」を、溶かしてくれている。
やるならDandyismに。
悠治さん、よろしくお願いしますね。
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