今朝10時より生放送


古澤巌コンサートスケジュール

NHKラジオに生 出演します。

9日間分の洗濯。雨。雷…。

始発電車に。今月はツアーで、1日しか いない都内は、やること多し。

?静か…。踏切鳴らない。

?まだ4時17分?え?

何故か1時間、間違って駅へ。

仕方ないから、ブログでも書くかな。

今朝はそんなに、肩は大丈夫。どうしてっかなー、あのバイオリン…。

釘付けになった、路面電車の復興ドラマ。
小さい頃から読まされた、ピカドン絵本。怖かった…。

佐世保の海軍で19だった頑丈な父は、いきなり甲状腺に捕まるまで、84迄生きた。

65年は生きれる、その実証は、大きい。

父は、投下直後にあそこで両親を探し、さ迷い。その両親は被爆し、既に?病院だったらしい。その後、病院で存命だったらしいが、会わせてもらったことはなかった。

戦争の話は、ほとんど聞いた事がない。その絵本だけ。

長年教えを乞うた居合の河西先生は、海軍士官だった。終戦間際、秘密利にドイツの潜水艦が運び込んだ設計図を元に、ジェット戦闘機を5機程試作。初飛行で飛び立ち、そのまま弧を描いて墜落した瞬間、全ての夢が絶たれたと言う。

「バスの車掌さんが素敵でね。皆憧れましたよ。」

広島の路面電車を見ながら、そんな事を思い出していた。

大連の話も良く聞いた。
美しい街並み、白系ロシアの人々との、夢のような日々…。

ある日、ロシア軍がなだれ込み…。

はたして今なら、我々はサバイバル出来るものなのか。

日中戦争の折、伝令の為、一人の剣士が銃弾飛び交う中、突破。腰に下げた軍刀に、弾の跡。恐ろしさを通り越しているが…。

その後、半年の間、その剣士は、剣道の試合で負け知らず。

全てが彼には、止まって見えたと言う。マトリックス。

帝政ロシアの貴族達は、フランス語を話し、特別な文化を残した。

革命後、様々な演奏家達も亡命。日本を経由した名残の、当時のプログラムを見た事がある。

凄い金額のチケット×1週間連続別プログラム。

軍資金と共に、夢の国アメリカへ。

ジンバリストもそうして渡米、後にカーチス音楽院を作った。

ある意味、自分のルーツ。自分の国内の江藤先生は、カーチスに行き、なんと直ぐ教授に。まるで空海?

カーチスの落ちこぼれの自分には考えられないような、ホントの話。

余談。子供時分のアイドルはオイストラフ。甘い音が好きだった。でも、60早々に他界。

日本を通過しなかった最後の巨匠、ミルシテイン。生涯来日もしなかったので、弟子入り。

オデッサ。黒海にのみ伝わる、秘密のテクニック…。クレメルも。

そんな、帝政ロシアの名残の。

バイオリンが被爆した。広島で。

冥福を祈ると共に、

平和を祈る。

空が白んで来た。

草でも刈るかな。

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