高橋悠治ピアノ、数住岸子バイオリン「歌選一巻」の昔の録音を少しずつ再生しながら。
舞台では、津村禮次郎さんが、次々と句を…。
少しずつ、新春のセルリアン能楽堂のリハーサル。初めての企画。
芭蕉から開始される、36の連句「冬の日」。
その一句一句を、
バイオリンとピアノで紡ぐ、柴田南雄作品。
そして、その芭蕉の36連句を、
何と逆から弾くバイオリン・ソロ「狂句逆転」、高橋悠治作品。
うた、そして、音。
その時、その場でしか生まれ得ない、心の源のような。
それを自分の魂は、掬い上げる事ができるのか…。
甘えて言えば、
高橋悠治さんに、側に、いてもらえる。
津村禮次郎さんには、連句を語ってもらえる。
そして、大倉正之助兄貴に、いや、正之助さんには、初めて共に、命の大鼓を。
自分でお願いしておいて。震えが。
そしてさらに。
究極のシューベルト「冬の旅」全曲。
それをバイオリンとピアノで。
今まで何度か、悠治さんと弾くチャンスを、頂いてきたけれど。
こんな演奏を体感できるなんて。
想像を遥かに越えた、繊細で嵐な「冬の旅」が待っている。
行きます、行きます。そこまで行ってみたいです。
2015年1月14日、セルリアン能楽堂で、昼夜の2回公演。
夜の会は、少しチケット有ります。
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