
始発の青森。快適な、東北新幹線。
そして馴染みの?愛知県芸へ。
あ、もしかして、
ここでマイク無しって、
前のタイフーン公演以来かも。
1999年暮れに解散したタイフーン。
それから葉加瀬に教えてもらいながら、
様々なPOPに、初めて挑戦。
グルーヴって何?
皆、何にノッてるのかい?
そんな状態からスタートした。
ラテンを知らないから、
スポーツクラブのガラス張りのスタジオに、
週に9コマは入った。
スタジオの中は、ルイスと自分以外、
もうノリノリの熟女だけ。
羞恥心を無くしたのは、この頃だったか…。
マイクもスピーカーも、試行錯誤の連続。
この名古屋のホール音は手強い。
夏のツアーではcobaの爆音で、暴れる反響をねじ伏せるのは確実に有効だった…。
そんなホール。久しぶりの生。
過去には弾いた事もない感触で、耳が求めてくる。
そうか、いつもの音の広がりが、
マイク無しでも必要なんだな。
マイクとの闘いが、
フィドルを、弓を逞しくした。
トレーニングも10年経ち、重く硬い弓も抵抗はない。
それでも、
ひばりの最中、手の骨が折れそう。
今夜はラストの、大阪シンフォニーホール。
最後まで。
ありがとう名古屋。
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