心配されるといけないので。
母がヘルニア。今手術中。
自分を産んだ時に手術したらしく、
54年後に、また手術と相成った。
幼い頃、一緒に風呂に入ると必ず、
「巌はここから産まれてきた。」と、
パンツのゴムの跡みたいな、腰の端から端までの線を見せていた。
母はチビで、子供ながら赤子の大きさを想像し、
ああそうなんだ、と納得。
なので自分は、産まれた時、
まるで玉子の殻をむいたように美しかったらしい(祖母談)。
そのせいか、MRIとか苦手だ。
大体、母は秘密主義で、何も教えてくれない。
お陰で、いつだったか秀樹に、赤ん坊の生まれ方を説明したら、バカにされた。
自分は足が悪い。二度も手術をした。
一度目は、幼い頃、部屋に落ちていた針を踏んだらしく、かかとに埋まってしまったのを、切ってペンチで抜かれた。
二度目は、アメリカで激痛で歩けなくなり、足専門医に駆け込んだところ、即手術。
なんと、足の指の側面に、うっすら透けて見える2センチ程の筋。
またまた切り開いて見ると、猫の毛が神経に触っていた!
アメリカの医者が、こんな事例は見たことがない、と驚いていた。
母もどうか無事に終わりますように。
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