時差


古澤巌コンサートスケジュール

時差が酷く。目が覚めるのでスタジオへ。
全く奏法を変えてトライ。

昨日は石鹸のアルソアの季誌用インタビュー。秋に配られる。

本日はイベント。そして「バイオリンの夜」の準備開始。

何とソナタが入る。歳をとるとこんなにも変わるのか。

カルテットもソナタも、全く理解出来なかったあの頃。

コンチェルトも、今こうして真夜中に弾いてみると、

また違う世界観がある。ようするに、チャルダッシュの、あれ。

メロディも有るには有るが、大オーケストラをバックに、ほぼ全編、聞こえもしない細かい音をチャラチャラと弾く。

だから子供の頃から、どうしたらよいものか途方に暮れていた。

けど、コンチェルトとは、スタープレーヤーが大オーケストラをバックに華やかに決めるもの。

真面目にチャルダッシュを弾いたところであの世界観は出ない。

ヴィルトォーゾとは正に。

コンチェルト弾き。

となれば、コンチェルトもやり甲斐が。

となると、全く違うアプローチが見えてくる..。

クラシックだけやってたら、こりゃ気が付かんわ…

しかしミルシテインのポジション移動?しないと、
曲のスピードについていけない。

どうりで今まで破綻をきたしていたわけだ。

左と右。スタジオに入ると、毎日奏法が変わってくる。

今までは何やってたん?

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