水温計が、振り切った…。この暑さで？
まずい。このまま走らないとTFCリハーサルに遅れるし。
嗚呼、エンジンが静かに反応を止めた。
ここは地獄の、山手トンネル内。おまけにカーブ。
まずいまずい。惰性でカーブは抜け出し、
恐怖の山手トンネル。路肩、ほぼ無し。
３月に開通し、本当に便利になった。が、
最も明るく、最も狭い、カーブと坂道の恐ろしい高速道路。
路肩に寄った所で、1台しか通れない。
先ずはライトをつけたまま、車の外へ。
中にいたら、秀樹みたいに 突っ込まれるから。
でも、外がまた怖い。ルールでは、車の後ろに避難。気分的には、
突っ込まれたら、巻き込まれるからNG。
仕方なく後ろに少し歩いてみたら。
非常口がある。ドアを開けて入ってみると。
涼しい。トンネルに沿って、立派な廊下が延々と続いている。
都内でJAFを呼んでも、通常1時間以上待たないとならない。
先ずは2台のバイクが。煙硝筒やってくれる。
嗚呼、そうだった…。
自分の場合、常に赤いコーンと煙硝筒は、
非常口から覗いていたら、
「そこには入らないで。」
え、そうなん？ たぶん火災時専用なのかも。
程無く、JAF？到着。？早い。まだ15分。
？もう1台到着？更に3台目も？
大騒ぎ。大渋滞に。嗚呼、ごめんなさいごめんなさい…。
そのまま、リハーサルへ。遅刻。嗚呼、
バンド、上手い。楽しー。cobaの新曲カッコいー。懐かしの〇
車はスタジオのスタッフさんが、手伝って預かってくれた。感謝。
そして早朝。
またJAFのお世話に。見覚えのある兄さん。
「あんた、こないだの」
エンコ大魔王。今度は積載車に難なく積み込み。
荷台から降りたら、自分の足が想定外に短く。
生垣に落下、クッションが効いてセーフ！いや、
イデ〰。イデデェ〰ォ。シャツの背中、穴だらけ。
「大丈夫ですか？血だらけ」強面の兄さんが哀れんで、
合気道の松葉師匠は、山で青竹を切りまくり、
そのまま引き抜いて、ツバつけるだけ。まさにランボー。大丈夫。
「都心まで送ろうか？」
いえ、そんな。あんた、親切過ぎます。
JAFの無い人生なんて。
いつもありがとう。
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