中東のフィドルで幕を開けた、今年のバーレスク。
ベリーダンサーは、初登場の、まりちゃん。
いつの間にやら、小学校3年生。物心がついてしまったのか、以前のふてぶてしい感じが薄れている。
まりちゃんの小学校1年の時は凄かった。
エジプシャンを目指し、デブだったのに。
どうやら、学校の身体検査で、ひっかかったらしい。あのデブ感がよかったのに。くたばれ! 身体検査である。大勢の御姉様達のキャンドルの中、今や定番となった、オープニングのベリーダンス。
続いて「テアトロ・ラッフィナート」。洗練された劇場。サックスとベースで、大人のサウンドを披露してくれた。
ビビアンのコメントは、常時しどろもどろで、全くあてにならない。
そうこうするうち、
博多から参加、松永シスターズの、お色気ダンス。股間をステッキで叩くのを合図に、ブギに乗ってバーレスクならではの出し物。PIWスケートのご縁での出演となった。
アリアは、秋の新譜を初披露。ダンサーは、昨年よりも本格的で、ダンス界のカリスマ、kayoさんの振り付け。ダンサー提供は、プランニング・インターナショナル。ありがとうございます。
平沼有梨は、プログレから。くそ難しい曲に閉口した。アンコールでは、木下工務店CM曲「涙の流れるままに」まで。
前半最後は、オーチャード初のローラーブレード。PIWから、ジャニーズ出らしく、バック転まで決めてくれた。仙台から来た田中総司は、ビビアンに触られていたらしい。同郷であることを嗅ぎわけるビビアンの研ぎ澄まされた感覚。でも、大切なボーイズに触らないで欲しい。
さて、休憩後、
AURAは天使の歌声。全くバーレスクらしからぬ、唯一の清いコーナーとなる。
12人のバイオリニストは、ビートルズ。それもアカペラで、アビーロードから。最後は、新しいモンティ初披露。
続いて、KoN。二人でデュエットのコーナー。甘いマスクに甘い声。この日のために、韓国から来てくれた。
夏美れい先生のタンゴは、もうお任せ。スーパーボディだけでなく、ドラマが。股間を蹴り上げる場面を、今か今かと待ちわびる聴衆の視線が、痛々しさを盛り上げる。
最後は、ずっと始めからパーカッションを叩いてくれた、はたけやま裕。被災地出身、思いを込めた「桜」。ステージギリギリ前に陣取り、派手に見せてくれた。
こんなバーレスク。
「来年もやってよ。」と言われると、
やりたくなってしまう。
ありがとう、皆。ありがとう、Bunkamura。
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