華麗なる、北山コンサートホール。
秀樹の京都に、上妻氏と参戦。
都に上ると、いやでも背筋が。えもいわれぬ緊張感。
おや、狩衣がエルメス的 桜色。美しい。
秀樹がこの日のために、用意してくれた。
貴族は馬で狩りに行く。
日本に馬はいたのか?誰が運んで来たのか?
秀樹も、初めて馬場に来た日に、
午後には外乗に出て来た。なんと無謀な。
馬の高さに慣れるまでに、
自分は、5年はかかった。
なのに秀樹は当日に。
やはり騎馬民族の末裔だな。
町中 桜に溢れる京の都。
平安貴族になりすます筈が、何やらトリップ。
音楽が時空を繋ぐとは、まさに京都。
この都に漂う誇り高き緊張が、
無情で無常な歴史のバランスをとってきた。
これから向かう、日本の未来への航海の無事を祈り、
楽士は奏でる。
それが我等のお役目。
ありがとう秀樹、上妻君。ありがとう、京都。
さあ、気になる 日立へ。
荘村さんがきっと待っていてくれる。
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