
6日に行われた、Love is。
360゜のスクリーンと、
特別なキャンドルナイト。
一年前から計画されながら、
やっと実現した。
自分も演奏しながら、
ARIAと、12人のバイオリニストと共演。
ARIAさんには、レーベルの代表、
12人には、音楽監督、
と、自分には大変立派な肩書きがある。
とは言え、普段、秀樹と弾いてばかりいて、
彼女達とは、滅多に共演の機会が無い。
思い起こせば、
1986年夏、葉加瀬太郎と出会った晩に、彼をバンドに誘った。
それまで、我々の世界に、
「バンド」が無かった。
コンサートは当時、外国人で溢れていた。
皆、同じ曲を弾き、
CDなんて夢の世界。
ところが、Gクレフ、クライズラー、タイフーンのバンド時代がやって来た!
葉加瀬に出会わなければ、たぶん確実に、バイオリン弾きになっていなかったと思う。
その時、目の前の「海」が、自然に割れた。
ARIAはrockを作曲する。
そして、ARIAの前に道は無い。
それでも若者には、楽しいもの。
あの時、自分や葉加瀬には、EPICの 高久さんがいた。
自分のレーベル「LIVELOVE 」も、
そうでありたいと願う。
12人とは、もう長い。
レコーディング前とか、
急に上手く弾きたくなった時に、
呼ばれてコーチをしている。
突然、上手く弾ける様にするのは得意。付け焼き刃専門店。
普段は高嶋女史の「ソロ」パートを、
彼女に成り変わり演奏。
人の曲を弾くのは楽しい。
あっという間の2時間。
キャンドルリレーに願いを込め、
2013年を明けた。
ありがとうARIA。ありがとう12人。
そして、ありがとう、アクトスクエア。
次の公演は、18日6時半 名古屋アートピア、
20日2時 丹波篠山 田園交響ホール。