タツミ家で遭遇した、若い大道芸人さん。
夜も更けて、しばらくすると、彼のお母さんがやって来た。
お母さんは、誰でも聞いたことがある声優さん。
母を労り、玄関に向かう二人の姿に、
「お母さんをよろしくな。」
と、つい優しく声をかけたら。
「お父さん！」
？え？
「この人が、あんたの本当のお父さんだよ！」
？？何だ？このおばさん。面白い。
でも息子は呆れ顔。
「やめろよ、初対面の人に… 。」
そんな出会いだった。
今夜はその彼のライブパフォーマンスに。行ってみたら、バイオリンのライブだった。
同じ門下生らしいが、プロのボクサー？まるでバイオリン弾きには見えない。
マリンバで奥さんが伴奏してる。
そうこうするうち、10才位の息子が登場。母親とマリンバを叩き始めた。
10才なのに声変わりしてる。
次に、ギターの人がゲストで演奏。
あげくのはてに、客なのに弾かされた。
バイオリンのライブなのに、
そいつは、ちょっと弾いただけ。
どうやら、今夜の主役は絵を描く人らしい。よく見ると、個展会場だった。
秀樹に対抗するため、「鳳凰」の絵を購入。
気の遠くなるような、細かい絵。
世の中は、いろんな若者に支えられている。
頼もしい。
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