大泉で、ジョンの歌声は 確実に 勇気をくれた。
ありがとう ジョン。
お盆にもかかわらず、来ていただいたお客様、ありがとうございます。
渋滞で、間に合わなかった方々、本当にごめんなさい。
帰り道、愛車には、5人乗っている。
後ろのメンバーは、熟睡。
ジョンはずっと起きていて
何かと声をかけてくれる。
自分だったら、確実に寝てんのに。
「誰も寝てはならぬ」とか歌ってたしな。流石欧米。よいね。見習うべき心使い。
なかなか出来ないけどね。めんどくさがったらできない。
一瞬、アメリカに帰って来たみたいな感じがした。
楽しかったまさに浄土、タングルウッド。厳しかった現世、カーティス。全てがカルチャーショック。自分を見失った日々… 。
タングルウッドとは、レノックスにある、軽井沢みたいな、ボストン響のサマーキャンプ地。芝生に寝そべってピクニック気分で、夏の毎週末、凄いプログラムを聞ける。よっちゃんの番組で、小澤征爾をやったから、見た人もいるかな?82年のあの時、まさに自分はタングルウッドにいた。
桐朋の卒業生だと、タングルウッドに2ヶ月行けた。試験無しに。招待で!
行ってみてわかった。世界中から選抜された学生が、スペシャルオーケストラを編成するため集まってる。しかも全員招待で!
凄い。毎週末、我々も、本番。それも、レコードでしか見ない、えっ、みたいな指揮者が。
最初のコンサートネタが、いきなりドンファン。弾けねーよ、桐朋オーケストラは、オーケストラスタディーしてないんだから。まわりはガンガン弾いてる。ハープなんか、映画でしか見ないような、金髪の妖精が、戦車の如く、機関銃のような爆音で弾いてる。
これじゃかなわないわけだ。ギィッブミー チョコレイトッ。
ちなみに、第七週目の、自分がコンサートマスターの週は、バーンスタインと、ショスタコの五番。どや!
(と思ったら、病欠で、代わりに秋山さん。どや!!)
凄いだろ。アメリカ。
なんかみんな芝生でさ、芝生ってだけでアメリカだから。
鎌倉の本家も広い芝生の庭だったなー。おまけに、名犬ラッシーがいたから、まさにアメリカだった。
だから、30にもなって、初めて免許取り立てでスティングレー。FRPのボディーに、若葉マークは着かなかった(磁石だから)。
大人になったら、カウボーイになるって決めてたのに、まだロデオマシンにも乗ってない… 。
そんな事を、走馬灯のように思い出していたら、いきなり富ヶ谷出口。タイムトンネルみたいに、帰りはあっという間だった。
あ、これレンタカーだったな。返さなきゃ。
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