第158回芥川賞を受賞した、『おらおらでひとりいぐも』(河出書房新社/東京都渋谷区・代表取締役社長小野寺優)著者の若竹千佐子さんによるトークイベントを開催。
若竹さんは岩手県遠野市で生まれ育ち、子どもの頃から小説家になりたいと思っていたそうです。大学卒業後は岩手県内で教員採用試験を受け続けるも毎年ことごとく失敗。そうしたなかで夫と出会い、結婚ののち三十歳で上京、都心近郊の住宅地で二児に恵まれ子どもを育てあげましたが、五十五歳の時、突然夫が脳梗塞で亡くなります。悲しみのさなか、息子から進められた小説講座へ通いはじめ、八年の時を経て本作を執筆、第54回文藝賞を受賞し、さらには第158回芥川賞を受賞。
受賞後、初の著者イベントとなる本イベントでは、そんな本作について、また、「東北」という土地についての思いを語ります。
■日時:2018年1月30日(火)18:00【開場17:30】
《司会進行:土方正志(荒蝦夷)・川元茂(プレスアート)》
■会場:東北学院大学 サテライトステーション [仙台市青葉区一番町2−2−13仙建ビル1F]
■定員:30名(満員御礼) ■参加費:無料
■主催:河出書房新社 ■協力:東北学院大学、荒蝦夷、プレスアート
【芥川賞受賞作】
若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』
石井遊佳『百年泥』
【直木賞受賞作】
門井慶喜『銀河鉄道の父』