MENU

特別展 挑む浮世絵『国芳から芳年へ』2019年2月23日(土)より名古屋市博物館にて開催

P 4

歌川国芳(うたがわくによし)の武者絵を中心としながら、月岡芳年(つきおかよしとし)ら弟子たちの作品にもスポットをあてて紹介。幕末から明治にかけ、国芳の個性が弟子たちにどのように継承されていったのかを名古屋市博物館が所蔵する浮世絵150点によってたどります。

歌川国芳<1797-1861>は、旺盛な好奇心と柔軟な発想、豊かな表現力を武器として、武者絵や戯画に新機軸を打ち出し、幕末にいたって浮世絵のさらなる活性化につなげた浮世絵師です。今日では「奇想の絵師」としてその人気は定着してきています。
親分肌の国芳を慕って多くの弟子が集いましたが、なかでも「最後の浮世絵師」と称される月岡芳年<1839-1892> が特筆されます。国芳の奇想をよく受け継ぎ、さらに和洋の融合を推し進めた彼の作品は、近年再び高く評されるようになってきました。本展では、国芳、芳年のほか、芳年とともに国芳門下の双璧とされた落合芳幾(おちあいよしいく) <1833-1904>などにもスポットを当て、国芳が切り開いたさまざまな新生面を弟子たちがいかに継承、変化させていったのかをたどってみる機会とします。人々の嗜好に合わせ最後まで新しい画題と表現に挑み続けた、国芳を領袖とする「芳ファミリー」の活躍をご覧ください。展示作品には残虐な絵も含まれます。ご用心!

なお本展は、名古屋市博物館が所蔵する浮世絵の二大コレクション-国文学者・尾崎久弥(おざききゅうや)<1890-1972>の幕末浮世絵を中心とする収集作品 ( 尾崎久弥コレクション ) と、医学者・高木繁(たかぎしげる)<1881-1946>の国芳武者絵が大半を占める収集作品 (高木繁コレクション)-の計2100タイトルほかより抜粋した名古屋市博物館の所蔵品から構成されるものです。

主な展示品

previous arrow
6
3
4
5
1
2
歌川国芳「相馬の古内裏」名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)
歌川国芳「としよりのよふな若い人だ」 名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)
月岡芳年「東名所墨田川梅若之古事」名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)
落合芳幾「英名二十八衆句 げいしや美代吉」 名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)
月岡芳年「英名二十八衆句 福岡貢」 名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)
歌川国芳「浮世よしづくし」より国芳自画像 名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)
歌川国芳「里すゞめねぐらの仮宿」名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)
next arrow
 
歌川国芳「相馬の古内裏」名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)
歌川国芳「としよりのよふな若い人だ」 名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)
月岡芳年「東名所墨田川梅若之古事」名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)
落合芳幾「英名二十八衆句 げいしや美代吉」 名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)
月岡芳年「英名二十八衆句 福岡貢」 名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)
歌川国芳「浮世よしづくし」より国芳自画像 名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)
歌川国芳「里すゞめねぐらの仮宿」名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)
previous arrow
next arrow

 

開催概要

特別展 挑む浮世絵『 国芳から芳年へ』公式HP
会期:2019年2月23日 (土) ~4月7日 (日)
会場:名古屋市博物館
開館時間 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日、第4 火曜日(2/26、3/26)

チケット販売情報

入館料:()内は前売り
一般 1,300(1,100)円、高大生 900(700)円、小中生 500(300)円
※前売券は12月1日(土)から2月22日 ( 金 ) まで、名古屋市博物館、中日新聞販売店、主要プレイガイドにて販売

プレゼント

本展覧会の開催を記念して、無料招待券を5組10名様にプレゼント!

応募詳細はこちら 応募締め切り 2019年2月10日

セレブスタイルジャパンおススメ!話題の展覧会~美術館・博物館

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

この記事をシェア!
  • URLをコピーしました!
目次