室瀬和美 柏葉蒔絵螺鈿六角合子 平成26 年(2014) 個人蔵
展示構成と見どころ
日本では、自然との共生による密接な精神的感性と固有の生命観が芽生えて我が国特有の工芸を発展させてきました。それは、長い歴史と文化が形成されるなかで、変化に富む地形と四季折々の気候、そして豊かな風土に育まれた自然観を要因とすることが大きいと考えられます。日本が世界に発信する芸術文化を牽引する現代の工芸を一堂に会する本展では、82名の作家らが自由な感性によって多彩な芸術表現を発揮した、優れた近年の制作品82件をご覧いただきます。連綿と継承された伝統を踏まえつつ、自然と美のかたちとの関係性を造形としたそれらは、日本人の自然への愛情や畏敬の念をもって新しい自然観が表されたものでしょう。
主な展示品
開催概要
特別展「工藝2020 -自然と美のかたち-」 公式HP
会期:2020年9月21日(月・祝)~11月15日(日)
会場:東京国立博物館 表慶館(東京都台東区上野公園13-9 )
開館時間:(入館は閉館の30分前まで)
9:30~17:00 ※金曜・土曜は21:00まで開館
休館日:月曜日 9月23日(水)
※ただし、9月21日(月・祝)は開館
チケット販売情報
入館料:未定 後日、展覧会公式サイト等でご確認ください。事前予約制(
混雑緩和のため、本展では事前予約制(日時指定券)を導入。詳細は展覧会公式サイト等をご確認下さい。
※特別展「桃山―天下人の100年」(10/6~11/29)は別途事前予約(日時指定券)及び観覧料が必要です。
プレゼント
本展覧会の開催を記念して、無料招待券を5組10名様にプレゼント!
応募詳細はこちら 応募締め切り 2020年9月10日