展示構成と見どころ
令和2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀』が編纂された養老4年(720)から1300年という記念すべき年です。その冒頭に記された国譲神話によると、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは「幽」、すなわち人間の能力を超えた世界、いわば神々や祭祀の世界を司るとされています。一方で、天皇は大和の地において「顕」、すなわち目に見える現実世界、政治の世界を司るとされています。つまり、古代において出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として、重要な役割を担っていたのです。
令和2年は、日本が国内外から大いに注目される時でもあります。「幽」と「顕」を象徴する地、島根県と奈良県が東京国立博物館と共同で展覧会を開催し、出雲と大和の名品を一堂に集めて、古代日本の成立やその特質に迫ります。
主な展示品
開催概要
日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」公式HP
会期:2020年1月15日(水)~2月26日(水)
前期:1月15日(水)~2月9日(日) 後期:2月11日(火・祝)~3月8日(日)
会場:東京国立博物館 平成館(東京都台東区上野公園13-9)
開館時間:(入館は閉館の30分前まで)
09:30~17:00 金曜・土曜は21:00まで開館
休館日:月曜日、2月25日(火)
※ただし2月24日(月・休)は開館
音声ガイド:橋爪功
チケット販売情報
入館料:()内は前売り
前売り販売期間:2019年11月5日(火)~2020年1月14日(火)
一般/1,600円(1,400)円 大学生/1,200円(1,000円) 高校生/900円(700円)
プレゼント
本展覧会の開催を記念して、無料招待券を5組10名様にプレゼント!
応募詳細はこちら 応募締め切り 2020年1月5日