
90年代まで続いた日焼け肌ブーム後、紫外線が肌にもたらす影響が女性たちに深く浸透するようになり、次第に白い肌をめざす女性が多くなりました。今や美白に関するたくさんの情報が飛び交い、美白をうたう商品が市場に溢れかえる中、女性たちがどのような美白意識を持ち、どの程度ケアに取り組んでいるのでしょうか。
働く女性の「肌と美白」に関する意識調査
調査結果から、女性たちにとって白い肌は美の象徴の一つであり、美白ケアは日常の一つとして行われていることがわかりました。
働く女性の肌タイプは「混合肌」がトップ。「乾燥肌」、「普通肌」、「敏感肌」へと続く。
働く女性に肌タイプを質問したところ、最も多いのは「混合肌」(32.0%)で、次いで「乾燥肌」(26.6%)、「普通肌」(23.0%)、「敏感肌」(13.0%)、「脂性肌」(3.6%)と続きました。
年代別に見てみると、「混合肌」は20代と30代で約4割、40代で約3割と最も多いものの、50代では減少。50代では「普通肌」が約4割で最も多く、20代から年代があがるにつれて増加する結果となりました。
働く女性の肌悩み
たるみ、乾燥、クマ、しみ、しわ・・多岐にわたる女性の肌悩み。最も多いのは「毛穴の目立ちや黒ずみ」。
『気になる肌の症状を教えてください』と質問したところ、5割以上が「毛穴の目立ちや黒ずみ」(55.2%)と答え、最も多くなりました。次いで「ほうれい線」(45.2%)、目元の乾燥(36.4%)、「フェイスラインのたるみ」(35.2%)、「目のまわりのクマ」(34.8%)、「頬のしみ」(34.4%)の順となりました。肌色別で「美白」関連の症状を比較すると、肌色が「色白、やや色白」の方は「目のまわりのクマ」、肌色が「標準」の方は「頬のしみ」、「色黒、やや色黒」の方は「くすみ(顔色・血色が悪いなど)」がそれぞれ上位にあがっており、肌色による悩みの違いがあることがわかりました。
■20代、30代は「毛穴」 40代、50代は「ほうれい線」。50代の「しみ」は20代の約2.6倍。
年代別で比較すると、20代と30代で「毛穴の目立ちや黒ずみ」が最も多い一方、40代と50代では「ほうれい線」が最も多くなり、各世代ならではの悩みが顕著に現れました。 「頬のしみ」は、50代が約半数と最も多くなり、20代の数値の約2.6倍となりました。
■美白ケアは日常のスキンケアやメイクで!日焼け止め、ファンデーション、化粧水など上位に。
『美白ケアのために使用しているアイテムを教えてください』と質問したところ、約6割が「日焼け止め」(60.6%)と答え、最も多い回答となりました。次いで「ファンデーション」(50.4%)、「化粧水」(49.2%)、「化粧下地」(44.4%)と続き、日常の中で美白ケアを取り入れていることがわかりました。年代別で比較すると、どの年代でも1位から3位まで同アイテムが並ぶ中、20代では他の年代に比べ、全体的に美白アイテムの使用率が高い結果となっています。また、50代では「美容液・ジェル」(46.4%)が上位にあがり、高い年代の方がスペシャルケアを美白ケアに取り入れていることがわかりました。
■美白で最もお金を使うのは「スペシャルケア」。「美容クリーム」は、年間で最大20万円も。
費やす金額平均は50代が最高で、約5万3000円。
美白アイテムに年間で費やすおよその金額を質問したところ、最も多かったのは「サプリメント(ドリンク)」s(26,800円)で、次いで「美容液・ジェル」(17,032円)、「美容クリーム」(15,864円)、「サプリメント(錠剤)」(13,751円)といった“スペシャルケア”が上位を占め、日常使いが多い「日焼け止め」(4,921円)が、最も少ない結果となりました。費やす金額を年代別で見ると、50代が52,878円と、他の年代に比べ最も高い金額となりました。50代に次いで高いのは20代の40,192円で、幅広い世代での美白意識の高さがうかがえます。また、未既婚別では、既婚者が42,880円と全体平均よりも若干高いものの、未既婚による差はあまりみられませんでした。
アンケート概要 サンプル数:500名
調査機関:長瀬産業株式会社
![]() |
![]() |
オンリーミネラルファンデーション・お試しセット | ライースリペアお試し! トライアルセット 1.650円 |
お悩み別関連記事はこちら
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |