
物騒なほど痛快。20世紀の世界史ダイジェストに乗せておくるハチャメチャ老人コメディ!
お祝いなんてまっぴらごめんだ!――昨年来、ヨーロッパで売れに売れ、本国スウェーデンでは人口が900万人にも関わらず、110万部を売り、世界35か国で翻訳される『窓から逃げた100歳老人』(西村書店)がついに日本で6月24日に発売された。刊行前から、読書家の間で話題となっていた小説だ。本作品が“笑撃のデビュー作”となる、著者のヨナス・ヨナソンは、すでに2作目も各国で大ベストセラーとなっており、しばらく目が離せない存在になりそう。
なお11月には、日本でも『窓から逃げた100歳老人』原作の映画が、全国公開される予定だ。
史上最高(齢)ヒーロー誕生!
100歳の誕生日パーティ当日、アラン・カールソンは老人ホームの窓から逃げ出した。途中、ひょんなことからギャング団の大金を奪い取ってしまい、面倒な輩や警察から追われる羽目に! でも当の本人はなるようになるさと落ち着いたもの。それもそのはず、アランは爆弾づくりの専門家として、フランコ将軍やトルーマン、スターリン、毛沢東ら各国要人と渡り合い、数々の修羅場をくぐり抜けてきた過去の持ち主だったのだ。
酒好きも、歴史好きも、コメディ好きも、北欧好きも、団塊の世代も、おじいちゃん子も楽しめる! 物騒なほど痛快、20世紀の世界史ダイジェストに乗せておくる「ハチャメチャ老人・コメディ」とも言える内容となっている。
●口コミから始まり、近年まれにみる一大センセーションを巻き起こしたヒット作!!
――インディペンデント(英)
●ばかばかしくも、愉快な小説。老いることへの不安も晴れる快作!
――カーカス・レビューズ(米)
●おうちの人がイラッとくるかもしれないので、笑いすぎ注意です
――アイリッシュタイムズ(アイルランド)
など、各国のメディアで絶賛されている。
11月には新宿ピカデリーほか、映画公開も全国で決定!
すでにスウェーデン、イギリス、ドイツ、フランスで『窓から逃げた100歳老人』を原作とした映画が公開され、大ヒット!監督はフェリックス・ハーングレン、主演はスウェーデンを代表するコメディ俳優のロバート・グスタフソンと話題の面々。
日本でも11月には新宿ピカデリーほか、全国で映画公開(配給:ロングライド)が決定している。
[著者紹介]ヨナス・ヨナソン
1961年スウェーデンのヴェクショー生まれ。ヨーテボリ大学卒業後、地方紙スモーランド・ポスト、エクスプレス紙の記者となる。その後、メディア・コンサルティングおよびテレビ番組制作会社OTWを立ち上げる。テレビ、新聞などのメディアで20年以上活躍した後、会社などすべてを手放し、家族と共にスイスへ移り住む。この間に第1作目となる本書を執筆。現在はスウェーデンのゴットランド島に息子と猫、鳥とともに暮らす。