
お父さん400名に「家事・育児の中で取り組んでいるもの」について聞いたところ、約3割ものお父さんが「料理」に取り組んでいることがわかりました。
約3割ものお父さんが、家事・育児の一環として“料理”に取り組んでいる。
■お父さんが家事・育児にかけることのできる時間は1日平均64分。
お父さん400名に「家事・育児の中で取り組んでいるもの」について聞いたところ、約3割ものお父さんが「料理」に取り組んでいることがわかりました。また、「育児・家事のために1日にかけられる時間」についての質問では1日平均64分という結果に。そして、「お子さんと1日にどれくらい会話をしますか」という質問では、「15~30分未満」が27.0%と、一番多い結果となりました。
■お父さんが家族のために料理をする理由、1位は「妻の家事・育児を助けるため」。
お父さんに「家族のために料理をする理由」を聞いたところ、61.8%で「妻の家事・育児を助けるため」というものがダントツトップという結果に。
<家族のために料理をする頻度>
■世の中のお父さんの4人に1人は「週1日以上」家族のために料理をしている。
お父さん400名に「家族のために料理をする頻度」を聞いたところ、「週に1日程度」「週に2~3日程度」「週に4~5日程度」「ほぼ毎日」のいずれかを選択した人が26.0%という結果に。世の中のお父さんの4人に1人は、「週に1日以上」家族のために料理をしていることがわかりました。
一方で、お母さん400名を対象に「夫が料理をすることについてどう思うか」と聞いたところ、96.5%とほぼ全員のお母さんがお父さんに家で料理を振る舞って欲しいという結果に。家族のために料理をするお父さんをお母さんも大歓迎しています。
■お父さんが料理をすることが多いのは「土曜日の夜ごはん」。
■共働き家庭のお父さんのほうが、「週1日以上」料理をする割合が10ポイント以上高い。
「いつ料理をすることが多いか」という質問では、約80%のお父さんが「土曜日」「日曜日」と回答、その中でも 最も多かったのは「土曜日の夜ごはん」でした。
平日は外で仕事をしていても休日には家族のために料理を振る舞うお父さんの存在が明らかに。
また、共働きかどうかと料理をする頻度の関係性について分析したところ、「週1日以上料理をする」お父さんの割合は、共働き家庭のお父さんが32.7%、そうでないお父さんが21.1%と、10%以上の差が見られました。
■小学生の子どもを持つお父さんは小学生未満の子どもを持つお父さんと比較して、料理をする頻度が高い。
■子どもと出掛ける頻度とお父さんが料理をする頻度は比例する。
子どもの年齢と料理をする頻度の関係について分析した結果、子どもの年齢が「小学校低学年」「小学校高学年」「3~6歳」「0~2歳」の順で「週1日以上」料理をするお父さんの割合が高いという結果になりました。子どもが小学生にあがる前後でお父さんが料理をする頻度に変化が出るのではないかと推測することができます。
また、「子どもと出掛ける頻度」と「料理をする頻度」の関係性について調査したところ、お父さんが週1日以上料理をする頻度は、子どもと出掛ける頻度に比例することがわかりました。
―調査概要―
■ サンプル数 :800名
■ 調査対象:小学生以下の子どもを持つ父400名・母親400名 ※それぞれ下記各100名ずつ
(0~2歳の子どもを持つ人/3~6歳の子どもを持つ人/小学校低学年の子どもを持つ人/小学校高学年の子どもを持つ人)
■ 調査方法:インターネットリサーチ
