日本画の巨匠・東山魁夷 京都は30年ぶり、東京は10年ぶりの大回顧
東山魁夷は、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。
明治41年(1908)、横浜に生まれた東山魁夷は、東京美術学校を卒業し、ドイツ留学の後、太平洋戦争への応召、肉親の相次ぐ死といった試練に見舞われますが、そうした苦難のなか風景の美しさに開眼し、戦後はおもに日展を舞台に「残照」や「道」といった風景画の名作を数多く発表しました。
本展は生誕110年を記念し、戦後の日本を代表する国民的画家と謳われた東山魁夷の画業を代表作でたどるとともに、東山芸術の記念碑的大作「唐招提寺御影堂障壁画」が特別出品されます。東京では10年ぶり、京都では30年ぶりに開催される本格的な回顧展となります。
主な展示品
開催概要
会期:2018年10月24日(水)~12月3日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室2E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 地図
開館時間:入場は閉館の30分前まで
10:00~18:00 ただし金曜日、土曜日は20:00まで開館
休館日:毎週火曜日
チケット販売情報
各種プレイガイドにて販売
入館料:()は前売り
一般/1600円(1400円)、大学生/1200円(1000円)、高校生/800円(600円)※ 中学生以下は無料
プレゼント
本展覧会の開催を記念して、東京展・無料招待券を5組10名様にプレゼント!
応募詳細はこちら 応募締め切り 2018年10月14日