
展示構成と見どころ
ウィーン、至宝の物語。
広大な領地を支配下に収め、神聖ローマ帝国を代々世襲するなど、ヨーロッパの歴史の表舞台で常に脚光を浴びてきたハプスブルク家。同家の人々はまた、絵画や工芸品、武具などからなる豊かなコレクションを築いたことでも知られています。その主要部分は、現在ウィーン美術史美術館に所蔵されていますが、オーストリアと日本の国交樹立150周年を記念する本展では、同館の協力のもと、世界屈指と言われるハプスブルク家のコレクションをご紹介します。同家の個性豊かな人物たちを紹介しつつ、蒐集の歴史をたどり、コレクターごと、時代ごとにその個性や傾向を浮き彫りにしていくことが本展のねらいです。
主な展示品
ディエゴ・ベラスケス《青いドレスの王女マルガリータ・テレサ》1659年、油彩/カンヴァス ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum, Wien
マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン《フランス王妃マリー・アントワネットの肖像》1778年、油彩/カンヴァス ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum, Wien
ヨーゼフ・ハインツ(父) 《神聖ローマ皇帝ルドルフ2世の肖像》 1592年頃、油彩/銅板 ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum, Wien
マルティン・ファン・メイテンス(子) 《皇妃マリア・テレジアの肖像》 1745-50年頃 油彩/カンヴァス ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum, Wien
ベルンハルト・シュトリーゲルとその工房、あるいは工房作 《ローマ王としてのマクシミリアン1世》1507/08年頃 油彩/板 ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum, Wien
ロレンツ・ヘルムシュミット 《神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の甲冑》アウクスブルク、 1492年頃 鉄、鍍金された真鍮、皮革 ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum, Wien
《角杯(グリフィンの鉤爪)》 北ドイツ? 15世紀前半 角、鍍金された銀 ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum, Wien
《ハート形の容器》中央アメリカ(メキシコ?)あるいはインド(グジャラート?)(容器)/イベリア半島(台) 16世紀(容器)/1580年頃(台) 鼈甲、銀 ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum, Wien
バルトロメオ・マンフレーディ 《キリスト捕縛》 1613-15年頃 油彩/カンヴァス 国立西洋美術館 The National Museum of Western Art, Tokyo
開催概要
ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史 公式HP
会期:2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)
会場:国立西洋美術館(東京都台東区上野公園7−7)
開館時間:(入館は閉館の30分前まで)
09:30~17:30 ※金・土曜日は20:00まで。11月30日(土)は17:30まで
休館日:月曜日
※ただし、ただし祝日の11月4日、1月13日は開館、11月5日(火)、12月28日(土)〜1月1日(水)、1月14日(火)
音声ガイド:花總まり(はなふさ まり)、梅原裕一郎
チケット販売情報
入館料:()内は前売り
前売り販売期間:2019年8月10日(土)~10月18日(金)
一般/1,700円(1,400)円 大学生/1,100円(1,000円) 高校生/700円(600円)
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プレゼント
本展覧会の開催を記念して、無料招待券を5組10名様にプレゼント!
応募詳細はこちら 応募締め切り 2019年10月9日
