MENU

特別展『大哺乳類展2』 2019年3月21日(木・祝)より国立科学博物館にて開催

当ページのリンクには広告が含まれています。
目次

特別展『大哺乳類展2』

大好評を博した特別展「大哺乳類展 陸のなかまたち/海のなかまたち」から9年、哺乳類たちが上野に帰ってきます。哺乳類は、多様な能力を獲得し、地球上のほとんどの環境に適応しました。そのなかでも特徴的なのが、走る、跳ぶ、木に登る、泳ぐといった移動運動「ロコモーション」です。本展覧会では、陸と海の 哺乳類のロコモーション能力を、標本や最新の研究に基づいた映像で説明するほか、彼らがこれほどまでにロコモーション能力を特化させた理由となる「食べる」、「産む・育てる」という生き残り戦略も紹介します。さらに会場には、国立科学博物館が誇る陸と海の哺乳類の実物標本 150点以上が一堂 に会する圧巻の“哺乳類大行進”も登場します。

<展覧会のポイント> ☆史上最大規模!哺乳類大行進
会場中央には「哺乳類大行進」として、科博の重要標本群の一つである「ヨシモト・コレクション」をはじ めとする哺乳類の剝製標本を一堂に展示します。150点以上がずらりとならぶ様は圧巻。「哺乳類大行進」 を通して、原始的な特徴をもつ哺乳類とされる単孔類や有袋類から、アフリカや南米を起源とするグルー プ、我々になじみのある哺乳類である齧歯(げっし)目、霊長目、食肉目、鯨偶蹄(げいぐうてい)目といっ たものまで、分類群ごとにわかりやすく紹介します。

哺乳類のロコモーション(移動運動)とは
哺乳類のロコモーションは、同じ脊椎動物である魚類や爬虫類とはまったく異なります。哺乳類は多様 性と自由度に富み、様々な環境に適応する能力を獲得しました。会場では、チーターの走り方、ブラックバックの跳躍力、テナガザルのブラキエーション(樹上運動)、イルカやラッコの遊泳などを、山口大学共同獣 医学部の協力により、最新の解析映像も駆使して紹介します。また、ロコモーション解説には、陸棲哺乳 類最大のアフリカゾウの全身骨格や、体長16mのマッコウクジラの半身を模型で再現したユニークな骨格、12mのセミクジラの全身骨格など初公開の海棲哺乳類も登場します。

哺乳類の「食べる」「産む・育てる」を大公開
哺乳類がここまで繁栄し、生き残ってきた理由にも注目します。生きるために必要不可欠である「食べる」、すべての生物の目的である子孫を残すための「産む・育てる」。これらには脈々と受け継がれてきた生 き残り戦略があります。「食べる」では、草食、肉食、昆虫食など、食べるものによって異なる歯やあごの特徴を 200 点近い頭 骨で紹介。「産む・育てる」では、オスがメスへアピールするために獲得した見事な戦略をはじめ、胎盤や哺乳、生まれたコドモの生き残り戦略についても注目し、幅広く哺乳類の生存戦略に迫ります。

開催概要

特別展『大哺乳類展2』
会期:2019年3月21日(木・祝)~6月16日(日)
会場:国立科学博物館
開館時間:(入館は閉館の30分前まで)
9:00~17:00 ※金曜・土曜は20:00時まで
※ただし、4月28日(日)・29日(月・祝)、5月5日(日・祝)は20:00時まで、
4月30日(火)~5月2日(木)、5月6日(月・休)は18:00まで
休館日:月曜日および5月7日(火)
※ただし、3月25日(月)、4月1日(月)、4月29日(月・祝)、5月6日(月・休)、6月10日(月)は開館

音声ナビゲーター:瀬戸康史

美術館特集
コントレイル~美術館・博物館・イベント・レジャー情報サイト
コントレイル~美術館・博物館・イベント・レジャー情報サイト
名画インテリアアートフレーム



この記事をシェア!
  • URLをコピーしました!
目次