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赤ワインの「フレンチ・パラドックス」とは?

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フレンチ・パラドックス
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赤ワインで「フレンチ・パラドックス」

赤い色をしたワインが赤ワイン。でも、赤ワインと一口に言っても、作り方や産地でいろんなタイプの赤ワインがあります。大まかに言うと、色のついたブドウを使って、醸造する時に果皮や種、時には果梗も使って作るのが赤ワインです。

ブルーベリーやイチゴ、木イチゴなど様々なベリーの香り、プラムやオレンジ、ハーブやスパイスなどなど、赤ワインは産地や作り手、ブドウの品種によって様々な特徴的な香りを持ちます。

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例えば木イチゴやチェリーの香りと形容される「ピノ・ノワール」
カシスや杉の木、それにタバコやミントのようと言われる「カベルネ・ソーヴィニョン」

もちろん感じ方は人それぞれですが、 それにしてもいろんな香りの要素を持った赤ワインは、時間と共に香りが広がったり、変化したりと楽しみは尽きません。赤ワインはボトル1本を通して長く楽しめるのも魅力です。

赤ワインで良く言われる「渋み」それは、赤ワインの中にある、渋みの成分「タンニン」のためです。

赤ワインは、作る時に種や果皮、時には房丸ごと使って作ります。ゆっくりと発酵するうちに、その種や果皮に含まれる様々な要素が液体に溶け込みます。

赤い色の元となる色素アントシアニン、渋みの成分のもと、タンニン、そして健康にも良いポリフェノール…さらに作る過程で使用する樽からも、タンニンや、樽を焙った独特の美味しそうな香りも抽出されます。

よく赤ワインについて言われる話で、「フレンチ・パラドックス」というものをご存知ですか?

これは、「チーズ、バター、肉…と、カロリーたっぷりの食事をとるフランスの人々が、なぜか冠動脈疾患で亡くなる方の比率が他国に比べて低い!という事実に関して発表された論文によるものです。

その理由の一つが「食事の際に赤ワインを飲む人が多い」というもの。

赤ワインに多く含まれるフラボノイド、アントシアニン、カテキン、タンニン…そんな様々なポリフェノールが働き、動脈硬化を防いでいると言われています。

「眠る前の赤ワイン1杯が、心臓病から身を守る」というヨーロッパのことわざがあるそうですが、あながち間違いとも言えないようです。

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